ルール・クイズ - 【第66回】 2010年野球規則改正編
UDCルールクイズをご覧の皆様こんにちは♪
内川以下5名のUDC会員の方が、一昨日メジャーリーグ、マイナーリーグのオープン戦観戦から帰国しました。彼らが観戦した試合で、メジャーリーグで試合中、1人の審判で裁いた事は、日本でも報道されました、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100322-00000036-jij-spo
その時のポジションが新鮮でした。
審判が投手後方に立ち、ストライク・ボールから全ての判定を下していました。審判が判定すべき全てのプレーを考えると、実は1人の場合は投手後方が一番良いと米国ではされています。
通常は、捕手後方いわゆる“球審”のポジションを想像しますよね?米国では、控え審判制度が無いため、2人制でパートナーが負傷した時は、1人で試合を行います。現在はマイナーでは審判が球審を務め、塁審に各チームから1人ずつ出し3人制で進める事になっています。
私もマイナーで1人制を5試合経験し、マウンド後方で2試合、球審のポジションから3試合行いました。マウンド後方でフェア・ファウルを判定するのは無理でした・・・が際どいプレーでも抗議はありませんでした(笑)。選手・監督も審判をおもんばかってくれたんですね。
さてルールクイズは今年のルール改正。言葉の変更が殆どでしたが、新しいルールが8章(投手)に加わりました。そちらを出題します。
■ クイズ66(2010規則改正編) ■
下記映像をまずはご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=-2oD8KzxS14
■ 2008年6月27日のマイナーリーグ(short A)で起こった珍事。0:50秒位からご覧下さい。
★ 要約★
投手は左右両手投げ。打者も両打ち。打者は投手の投げてを見て打席を決めたいが、投手が投げ手を変えるため、打者は打者席を決めれない状況・・・
さて、2010年以降の野球規則では、上記ケースではどのようにアンパイアは対応すべきでしょうか?
1:投手が投球前に投球する手を決め、グラブをはめる事で投球腕を示す。
2:投手が投球する手を打者に先に示す。ただ投球する腕は毎球変更してもよい。
3:打者は先に打者席を決め、それを見て投手が投球する腕を決めてよい。
4:打者が先に打者席を決めるが、1回のみ投球する前に打席を変更してもよい。
今年(米国では昨年)まで、上記に対応するルールは内規のみとなっていました。実質何も決められていませんでした。ちなみに上記youtubeの試合のマイナー審判は、「打者が打者席を決め、それを見て投手が投球する腕を決める」としたそうです。
●○ 前回の回答(左投手の1塁けん制・エキスパート) ○●
正解は・・・
1について
「ボークではありません」。
理由「自由な足(右足)を1塁方向にしっかり踏み出しているから」
2について
「ボークである」
理由「自由な足(右足)を1塁方向に踏み出していないから」
でした。
【解説】
写真を見て、「ボーク」or「ボークでない」の判定は明らかですが、その理由が説明できるか?がアンパイアとして大事です。
まず、野球規則ではこの自由な足の踏み出しについて、
「8:05(c) 投手板に触れている投手が、塁に送球する前に、足を直接その塁の方向に踏み出さなかった場合。(ボークとなる)」
「【原注】投手板に触れている投手は、塁に送球する前には直接その塁の方向に自由な足を踏み出すことが要求されている。」
とありますが、 “何が自由な足をステップしたとみなすのか?”の具体的な定義はなく、当該審判員に委ねられています。
※ アンパイアとしては、その方が楽ですね。
ですので、まずは「自由な足をしっかり塁方向にステップしているか?」を見てください。自由な足の着地点と開始点を確認する事です。
ちなみに米国プロ野球では、“ステップとは”具体的に以下のように定義しています。
距離:自由な足の開始点か足(foot)1つ分以上を塁方向にステップする
方向:1塁から本塁の90度の角度内を45度で区切った時、自由な足が1塁方面の45度内に着地している事
上記もアンパイアがどう見たか?によるので、あくまで参考程度で知っておいて下さい。
最終的には「塁方向にしっかり踏み出しているか?」が基準です。
※野球規則8.05(c) 及び【原注】 参照
※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。
★UDC野球ルールクイズ委員会
内川以下5名のUDC会員の方が、一昨日メジャーリーグ、マイナーリーグのオープン戦観戦から帰国しました。彼らが観戦した試合で、メジャーリーグで試合中、1人の審判で裁いた事は、日本でも報道されました、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100322-00000036-jij-spo
その時のポジションが新鮮でした。
審判が投手後方に立ち、ストライク・ボールから全ての判定を下していました。審判が判定すべき全てのプレーを考えると、実は1人の場合は投手後方が一番良いと米国ではされています。
通常は、捕手後方いわゆる“球審”のポジションを想像しますよね?米国では、控え審判制度が無いため、2人制でパートナーが負傷した時は、1人で試合を行います。現在はマイナーでは審判が球審を務め、塁審に各チームから1人ずつ出し3人制で進める事になっています。
私もマイナーで1人制を5試合経験し、マウンド後方で2試合、球審のポジションから3試合行いました。マウンド後方でフェア・ファウルを判定するのは無理でした・・・が際どいプレーでも抗議はありませんでした(笑)。選手・監督も審判をおもんばかってくれたんですね。
さてルールクイズは今年のルール改正。言葉の変更が殆どでしたが、新しいルールが8章(投手)に加わりました。そちらを出題します。
■ クイズ66(2010規則改正編) ■
下記映像をまずはご覧下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=-2oD8KzxS14
■ 2008年6月27日のマイナーリーグ(short A)で起こった珍事。0:50秒位からご覧下さい。
★ 要約★
投手は左右両手投げ。打者も両打ち。打者は投手の投げてを見て打席を決めたいが、投手が投げ手を変えるため、打者は打者席を決めれない状況・・・
さて、2010年以降の野球規則では、上記ケースではどのようにアンパイアは対応すべきでしょうか?
1:投手が投球前に投球する手を決め、グラブをはめる事で投球腕を示す。
2:投手が投球する手を打者に先に示す。ただ投球する腕は毎球変更してもよい。
3:打者は先に打者席を決め、それを見て投手が投球する腕を決めてよい。
4:打者が先に打者席を決めるが、1回のみ投球する前に打席を変更してもよい。
今年(米国では昨年)まで、上記に対応するルールは内規のみとなっていました。実質何も決められていませんでした。ちなみに上記youtubeの試合のマイナー審判は、「打者が打者席を決め、それを見て投手が投球する腕を決める」としたそうです。
●○ 前回の回答(左投手の1塁けん制・エキスパート) ○●
正解は・・・
1について「ボークではありません」。
理由「自由な足(右足)を1塁方向にしっかり踏み出しているから」
2について「ボークである」
理由「自由な足(右足)を1塁方向に踏み出していないから」
でした。
【解説】
写真を見て、「ボーク」or「ボークでない」の判定は明らかですが、その理由が説明できるか?がアンパイアとして大事です。
まず、野球規則ではこの自由な足の踏み出しについて、
「8:05(c) 投手板に触れている投手が、塁に送球する前に、足を直接その塁の方向に踏み出さなかった場合。(ボークとなる)」
「【原注】投手板に触れている投手は、塁に送球する前には直接その塁の方向に自由な足を踏み出すことが要求されている。」
とありますが、 “何が自由な足をステップしたとみなすのか?”の具体的な定義はなく、当該審判員に委ねられています。
※ アンパイアとしては、その方が楽ですね。
ですので、まずは「自由な足をしっかり塁方向にステップしているか?」を見てください。自由な足の着地点と開始点を確認する事です。
ちなみに米国プロ野球では、“ステップとは”具体的に以下のように定義しています。
距離:自由な足の開始点か足(foot)1つ分以上を塁方向にステップする
方向:1塁から本塁の90度の角度内を45度で区切った時、自由な足が1塁方面の45度内に着地している事
上記もアンパイアがどう見たか?によるので、あくまで参考程度で知っておいて下さい。
最終的には「塁方向にしっかり踏み出しているか?」が基準です。
※野球規則8.05(c) 及び【原注】 参照
※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。
★UDC野球ルールクイズ委員会














