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ルール・クイズ - 【番外編】192回解説補足と194回解説その2

【番外編】192回解説補足と194回解説その2

カテゴリ : 
クイズ
執筆 : 
udc_taro 2014-7-15 14:38
(3)無死満塁。打球は遊撃手へのゴロとなった。遊撃手は二塁に送球し、一塁走者はアウトになった。しかし、ダブルプレイを予期した一塁走者は故意に走路を外れて一塁へ送球を転送しようとしていた二塁手に向かって滑り込んだ。滑り込んだ走者の手も足も二塁ベースに届く範囲になかった。

(答)走者は明らかにダブルプレイを妨げる意図で野手を妨害した。打者走者もアウトになった一塁走者の妨害でアウトとなる。他の走者はそれぞれ二塁と三塁に戻される。この例で走者がもし二塁でアウトにならなかった場合つまり送球が逸れて塁に付けなかった場合でも、その走者にダブルプレイを崩す意図があれば、走者も打者走者もアウトが宣告される。

(4)無死一塁。二塁手へのゴロ。二塁手はゴロを裁いて一塁走者にタッグを試みた。走者は審判の判断において、故意に野手のグラブを手で叩き落球させようとしたり、タックルしたり体を掴んだりして野手はプレイをすることができなかった。

(答)走者は故意に、明らかにダブルプレイを崩すために野手を妨害した。一塁走者も打者走者もアウトを宣告される。

インターフェアのプレイでは、審判員は走者の意図に支配される。もし審判員が走者が故意に明らかにダブルプレイを崩すために野手を妨害したと判断した場合、審判員はその走者と打者走者の両者にアウトを宣告する。もし走者の行為が故意でないと判断した場合には、その走者のみにアウトを宣告する。しかし、すでにその走者がアウトになっていた場合には、次のプレイの対象であった走者にアウトが宣告される。(7.09(e)参照)

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日本の規則書の【注】と上記のアンパイアマニュアルの文章は、完全に矛盾する内容を含んでいます。

アメリカ(≒国際ルール)では、攻撃側プレイヤーがダブルプレイを予見してそれを崩す目的で守備側プレイヤーを妨害した場合、その「予見」通りの結果にするということです。つまりダブルプレイで、更に他の走者の進塁は認めないということです。故意の妨害なので、より重大なペナルティを負うべきという考え方が基盤にあるのでしょう。

一方、日本のルールでは同様に走者がダブルプレイを予見して故意にそれを崩した場合でも、妨害発生の瞬間までに他の走者が進塁していれば、その進塁は認められることになります。

日本で行われる野球競技については、日本の公認野球規則で行われるので内規である【注】に従って得点を認めることになりますが、MLBやWBCなどの国際的な舞台では、攻撃側が故意にダブルプレイを崩しにいったときには、プレイに絡んでいない走者は妨害発生時ではなく原則として投球当時の塁に戻されることになります。

以前にも何度か書きましたが、野球とBaseballが同じ競技であるならば、グラウンドルール以外の規則の適用も同じであるべきだと私は思います。

★UDC野球ルールクイズ委員会

濱野でした。
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