ルール・クイズ - 【48回(規則改正編)】2009野球規則改正〜その2〜
UDCルールクイズをご覧の皆さん、こんにちは♪
WBC優勝!侍ジャパンが偉大な成果を残してくれましたね!本当に審判関係者にも嬉しいニュースでした。
世界一になった日本野球ですが、審判のレベル、特に判定レベルは世界でも本当に日本の審判の方は高いと思います。ストライク・ボール、フォースプレーの正確性は特に言えると思います。それらに磨きをかけ“ゲーム・コントロール”やフォーメーション(位置取り)のスキルを上げていけば、アメリカにも勝るアンパイアが続々生まれると信じています。
さて、09年ルール改正の今回は2回目です。今回はスクイズプレーに関する改正部分を取り上げます。
■ クイズ48(規則改正編) ■
1アウト走者1・3塁です。3塁走者はスクイズプレーのサインが出ていたので、投手がセットが止まる前にホームにスタートしました(1塁走者は盗塁せず)。投手はそれを見てセットを止めずに投球し、球審は「ボーク」を宣告。その投球を捕ろうとした捕手がボールを持つ前に本塁上に出ています。
★写真はジム・エバンスが発売しているルールクイズDVDです。その表紙がまさに今回のクイズです。想像しやすいですよね。
※「Diamond Challange」発売元・Jim Evans Training System(UDCでも取扱有)
さて、次のうち、正しいルール解釈はどの選択肢でしょうか?
1:「ボーク」を適用し、1塁走者→2塁へ、3塁走者→本塁へ進める。
2:捕手がボールを持たずに本塁上に出ているので、打撃妨害となる。打者を1塁に進める。盗塁行為があった3塁走者は本塁へ。盗塁行為がない1塁走者は,押し出されて2塁に進む。
3:「ボーク」と「打撃妨害」が同じプレーで起こりました。ボークの罰則と打撃妨害の罰則のどちらかを攻撃側の監督は選択でき、球審にどちらを取るか申告する。
4:捕手が本塁上に出た時点で「タイム」を宣告。捕手の打撃妨害を宣告すると共に投手にボークを課す。3塁走者→本塁、1塁走者→2塁、打者→1塁を与える。
かなりマニアック&エキスパートなケースですね。このルールも今年の改正で米国と同じ解釈になりました。来週の回答をお楽しみに♪
●○ 先週の回答 ○●
正解は・・・
4:打球にグラブを投げつけて当てるのは反則。打者に本塁が与えられる。
【解説】
昨年、似たケースが西武VSロッテ戦で起こっています。
西武・栗山選手が放ったセカンドゴロに対し、打球に追いつかないと判断したロッテのオーティス2塁手は打球にグラブを投げつけ、見事に命中しました。打者はその瞬間、1塁に達していませんでした。審判団は、栗山選手に3塁を与えましたが、ルールで「どの時点で占有した塁から3つの塁を与えるか?」はルールブックに記載はありませんでした。※米国は内規で「Time of Touch(グラブに当たった瞬間から)」と記載。
今回の改正で、「打球がグラブに当たった時点から3つの塁を与える」と入った事で、走者がどの位置から3つの塁を与えれば良いか明確になりました。もし、Time of Touchで打者走者が1塁を回っていれば、打者には本塁が与えられます。球審がチェックすべき項目です。
ちなみにこの種の反則は“インプレー”です。タイムをかけずに、全てのプレーが落ち着くまでプレーを続行させます(打者は3つの塁以上危険を冒して進塁する事もOKです。殆ど起きないと思いますが・・・)。全てのプレーが落ち着いたらタイムをかけ、「打球がグラブに当たりました。打者は3塁(or本塁)に進みます」と伝えて下さい。
打球にグラブが当たった瞬間は、英語では「Detached Equipment(ディタッチド・イクイップメント)!」と言って当たった地点を指します。日本語では「当たりました!」とでも言うのでしょうか?分かりません・・・Equipment(用具)をDetached(本来ある場所から離した)した、という意味だそうです。
※規則7.05(e)【注】参照。
※各団体・組織で上記と違うルール解釈をする場合があります。ご確認下さい。
★UDC野球ルールクイズ委員会
WBC優勝!侍ジャパンが偉大な成果を残してくれましたね!本当に審判関係者にも嬉しいニュースでした。
世界一になった日本野球ですが、審判のレベル、特に判定レベルは世界でも本当に日本の審判の方は高いと思います。ストライク・ボール、フォースプレーの正確性は特に言えると思います。それらに磨きをかけ“ゲーム・コントロール”やフォーメーション(位置取り)のスキルを上げていけば、アメリカにも勝るアンパイアが続々生まれると信じています。
さて、09年ルール改正の今回は2回目です。今回はスクイズプレーに関する改正部分を取り上げます。
■ クイズ48(規則改正編) ■
1アウト走者1・3塁です。3塁走者はスクイズプレーのサインが出ていたので、投手がセットが止まる前にホームにスタートしました(1塁走者は盗塁せず)。投手はそれを見てセットを止めずに投球し、球審は「ボーク」を宣告。その投球を捕ろうとした捕手がボールを持つ前に本塁上に出ています。★写真はジム・エバンスが発売しているルールクイズDVDです。その表紙がまさに今回のクイズです。想像しやすいですよね。
※「Diamond Challange」発売元・Jim Evans Training System(UDCでも取扱有)
さて、次のうち、正しいルール解釈はどの選択肢でしょうか?
1:「ボーク」を適用し、1塁走者→2塁へ、3塁走者→本塁へ進める。
2:捕手がボールを持たずに本塁上に出ているので、打撃妨害となる。打者を1塁に進める。盗塁行為があった3塁走者は本塁へ。盗塁行為がない1塁走者は,押し出されて2塁に進む。
3:「ボーク」と「打撃妨害」が同じプレーで起こりました。ボークの罰則と打撃妨害の罰則のどちらかを攻撃側の監督は選択でき、球審にどちらを取るか申告する。
4:捕手が本塁上に出た時点で「タイム」を宣告。捕手の打撃妨害を宣告すると共に投手にボークを課す。3塁走者→本塁、1塁走者→2塁、打者→1塁を与える。
かなりマニアック&エキスパートなケースですね。このルールも今年の改正で米国と同じ解釈になりました。来週の回答をお楽しみに♪
●○ 先週の回答 ○●
正解は・・・
4:打球にグラブを投げつけて当てるのは反則。打者に本塁が与えられる。
【解説】
昨年、似たケースが西武VSロッテ戦で起こっています。西武・栗山選手が放ったセカンドゴロに対し、打球に追いつかないと判断したロッテのオーティス2塁手は打球にグラブを投げつけ、見事に命中しました。打者はその瞬間、1塁に達していませんでした。審判団は、栗山選手に3塁を与えましたが、ルールで「どの時点で占有した塁から3つの塁を与えるか?」はルールブックに記載はありませんでした。※米国は内規で「Time of Touch(グラブに当たった瞬間から)」と記載。
今回の改正で、「打球がグラブに当たった時点から3つの塁を与える」と入った事で、走者がどの位置から3つの塁を与えれば良いか明確になりました。もし、Time of Touchで打者走者が1塁を回っていれば、打者には本塁が与えられます。球審がチェックすべき項目です。
ちなみにこの種の反則は“インプレー”です。タイムをかけずに、全てのプレーが落ち着くまでプレーを続行させます(打者は3つの塁以上危険を冒して進塁する事もOKです。殆ど起きないと思いますが・・・)。全てのプレーが落ち着いたらタイムをかけ、「打球がグラブに当たりました。打者は3塁(or本塁)に進みます」と伝えて下さい。
打球にグラブが当たった瞬間は、英語では「Detached Equipment(ディタッチド・イクイップメント)!」と言って当たった地点を指します。日本語では「当たりました!」とでも言うのでしょうか?分かりません・・・Equipment(用具)をDetached(本来ある場所から離した)した、という意味だそうです。
※規則7.05(e)【注】参照。
※各団体・組織で上記と違うルール解釈をする場合があります。ご確認下さい。
★UDC野球ルールクイズ委員会














