ルール・クイズ - 【51回(エキスパート編)】カブス・福留選手に起こった妨害例
UDCルールクイズをご覧の皆さん、こんにちは♪
先日、3Aに昇格した平林のブログにもありましたが、審判の魅力を発見できる米国映画「さよならゲーム(Bull Durham)」をご覧になった事はありますか?マイナーリーグで活躍するベテラン捕手が若手を育て、ファン女性との恋愛を描いた作品で、米国では、映画「メジャーリーグ」よりも質が高く、野球ファンは必ず知る映画です。
作品後半のシーンで私生活にイラつく捕手(主役/ケビン・コスナー)が球審とプレーに対し抗議するやり取りは、まさに本場でのやり取り“そのまま”で非常に見ごたえ抜群です。レンタルもされていますので、ご興味のある“審判ファン”の方は是非どうぞ。
さて、今日は昨年メジャーのオープン戦でもあった守備妨害のこんなエキスパートなケースからどうぞ。
■ クイズ51(エキスパート) ■
1アウト走者1塁です。セカンドゴロを裁こうと2塁手はゴロに触れましたが、3メートル程前にはじいてしまいました。前にはじいたボールを取りに行く瞬間、1塁から来た2塁走者と衝突してしまい、2塁手・1塁走者共倒れました。その後2塁手が先に起き上がりボールを拾ってうずくまっている1塁走者にタッグしました。打者走者は1塁を駆け抜けました。
次のうち、上記プレーに対する正しい処置を記した選択肢はどれでしょうか?
1:インプレー(衝突は問題ない)である。タッグされた1塁走者にアウトを宣告し、2アウト走者1塁で再開する。
2:1塁走者の守備妨害である。衝突が起こった時点でタイムをかけ、1塁走者にアウトを宣告し2アウト走者1塁で再開する。
3:2と逆に野手の走塁妨害(オブストラクション)である。衝突が起こった時点でタイムをかけ、1塁走者に2塁を与える。1アウト走者1・2塁で再開する。
4:1度2塁手に触れているので、上記プレーは走塁妨害である。一度野手に触れてしまえば、どんな衝突が起ころうとも走塁妨害へと切り替わる。
いかがでしょうか?昨年、カブスの福留選手が上記場面で1塁走者だった時起こったプレーです。福留選手を裁くメジャー審判になったつもりで考えてみましょう。
○● 先週の回答 ●○
正解は・・・
1:送球が当たったのは問題ない(インプレー)。セカンドが走者にタッグしたのでアウトを宣告する。
でした。
【解説】
ミドルにしては比較的、カンタンなクイズでしたね。
送球が、普通に走塁する走者に当たったケースです。先週の“打球を処理する野手”の件と比較すると、“送球を処理する野手”とか“送球に偶然当たる”等は妨害には当たりません。もちろん送球に“わざと(ルールブックでは“故意に”とよく言われます)“当たれば守備妨害(それ以前にスポーツマンシップに欠けるコトですが)です。
再度復習ですが、ルールでは、
「打球を処理する野手への妨害」・・・野手優先
「送球を処理する野手や送球自体への妨害」・・・故意を除いて“なりゆき(ナッシング)”
と分けて考えます。
ですので、送球も打球も妨害すれば全部「守備妨害だ!」とはなりませんので、誤解のないようにして下さい。
現場では、クイズのように送球に当たっても審判としてシグナルは必要ありません。例外として、走者が故意に送球に当たりに行ったケースと区別する意味で“問題ない(ナッシング)”と両手を横に広げる事はあります。通常は、インプレーとしてそのまま流してOKです。
※規則6.05(m),7.08(b)参照。
※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。
★UDC野球ルールクイズ委員会
先日、3Aに昇格した平林のブログにもありましたが、審判の魅力を発見できる米国映画「さよならゲーム(Bull Durham)」をご覧になった事はありますか?マイナーリーグで活躍するベテラン捕手が若手を育て、ファン女性との恋愛を描いた作品で、米国では、映画「メジャーリーグ」よりも質が高く、野球ファンは必ず知る映画です。作品後半のシーンで私生活にイラつく捕手(主役/ケビン・コスナー)が球審とプレーに対し抗議するやり取りは、まさに本場でのやり取り“そのまま”で非常に見ごたえ抜群です。レンタルもされていますので、ご興味のある“審判ファン”の方は是非どうぞ。
さて、今日は昨年メジャーのオープン戦でもあった守備妨害のこんなエキスパートなケースからどうぞ。
■ クイズ51(エキスパート) ■
1アウト走者1塁です。セカンドゴロを裁こうと2塁手はゴロに触れましたが、3メートル程前にはじいてしまいました。前にはじいたボールを取りに行く瞬間、1塁から来た2塁走者と衝突してしまい、2塁手・1塁走者共倒れました。その後2塁手が先に起き上がりボールを拾ってうずくまっている1塁走者にタッグしました。打者走者は1塁を駆け抜けました。次のうち、上記プレーに対する正しい処置を記した選択肢はどれでしょうか?
1:インプレー(衝突は問題ない)である。タッグされた1塁走者にアウトを宣告し、2アウト走者1塁で再開する。
2:1塁走者の守備妨害である。衝突が起こった時点でタイムをかけ、1塁走者にアウトを宣告し2アウト走者1塁で再開する。
3:2と逆に野手の走塁妨害(オブストラクション)である。衝突が起こった時点でタイムをかけ、1塁走者に2塁を与える。1アウト走者1・2塁で再開する。
4:1度2塁手に触れているので、上記プレーは走塁妨害である。一度野手に触れてしまえば、どんな衝突が起ころうとも走塁妨害へと切り替わる。
いかがでしょうか?昨年、カブスの福留選手が上記場面で1塁走者だった時起こったプレーです。福留選手を裁くメジャー審判になったつもりで考えてみましょう。
○● 先週の回答 ●○
正解は・・・
1:送球が当たったのは問題ない(インプレー)。セカンドが走者にタッグしたのでアウトを宣告する。
でした。
【解説】
ミドルにしては比較的、カンタンなクイズでしたね。
送球が、普通に走塁する走者に当たったケースです。先週の“打球を処理する野手”の件と比較すると、“送球を処理する野手”とか“送球に偶然当たる”等は妨害には当たりません。もちろん送球に“わざと(ルールブックでは“故意に”とよく言われます)“当たれば守備妨害(それ以前にスポーツマンシップに欠けるコトですが)です。
再度復習ですが、ルールでは、
「打球を処理する野手への妨害」・・・野手優先
「送球を処理する野手や送球自体への妨害」・・・故意を除いて“なりゆき(ナッシング)”
と分けて考えます。
ですので、送球も打球も妨害すれば全部「守備妨害だ!」とはなりませんので、誤解のないようにして下さい。
現場では、クイズのように送球に当たっても審判としてシグナルは必要ありません。例外として、走者が故意に送球に当たりに行ったケースと区別する意味で“問題ない(ナッシング)”と両手を横に広げる事はあります。通常は、インプレーとしてそのまま流してOKです。
※規則6.05(m),7.08(b)参照。
※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。
★UDC野球ルールクイズ委員会














