八幡平市長杯岩手県中学生野球大会にお邪魔しました。

岩手県の盛岡に行ってきました。 岩手県KB野球連盟主催の八幡平市長杯岩手県中学校野球大会に呼んで頂きました。私が行ったのは今年が初めてですが昨年までは内川が、更に前は平林が行っていたので岩手KB野球連盟様とは10年以上お付き合い頂いていることになります。 この大会は、Kボールを使用して行われています。ご存じない方もいっしゃるかもしれませんので、説明すると、大きさ・重さを硬式ボールと合わせたゴム製ボールです。あまり飛びません。 [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/img625b27659af7bbf334628.jpg[/img] この大会の目的は、中学生3年生が中体連の夏の大会で負けてしまうと、6月頃には引退となり、その後は本格的に野球をプレイする機会がなくなってしまいます。これは体力や精神面が育ってきて、野球の技術を会得するのに最適な年齢であるのに勿体無い。ということで、中学3年生のやる気のある子に秋まで野球に触れる場と、高校での硬式野球への橋渡しの機会を与えようというものです。それも岩手県の中学校の先生方が審判も運営も行っておられる大会です。岩手県は本州で最大の面積を持ち、県内の移動だけでも大変で、先生方は日々のお仕事でお忙しいにも関わらず、野球という競技の将来のために頑張ってくださっていることに感銘を受けました。 [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/imgd74943d568a3dedce6efb.jpg[/img] 賛助会員になって下さっているので、UDCのユニフォーム着用で審判をされています。 私が素晴らしいと思ったのは、この大会は「バント禁止」で行われるということです。上述の通り、飛ばないボールを使用するのでチーム戦術としては「バント」は有効なのはわかりきっているのに禁止にしています。飛ばないボールで安打を打つためには、当てに行くバッティングではダメで、バットをしっかりと振りぬいて芯で捉えなくてはなりません。私がルーキーリーグで驚いたのは、どんなに体が小さい選手でもバットを振り切ることができることです。日本では、体の小さい選手には「振り回すな!当てにいけ!」と指導されるのと対照的です。レッドソックスのダスティン・ペドロイア選手は小柄ですが、思いっきりバットを振る良い例の選手です。それでチームではなく、「個」の育成を考えた場合にはバント禁止はとても良い指導だと私は思います。 [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/img044b0e25ebac705c6343e.jpg[/img] そして、UDCともお付き合い頂いている、『ベースボール基本のき』の元熊谷組監督の清水隆一さんと全日本野球指導者講習会で実技指導を担当された元東京ガス野球部の菅原賢二さんによる野球教室も別会場で行われ(こちらも中学校の先生方が中心になって行われています)、夜は中学の先生方も交え、日本の野球が置かれている厳しい現状について語り合いました。 岩手県の中学校の先生方の活力に圧倒された週末でした。 冷麺も美味しく頂いて帰ってきました。 また、伺いますのでよろしくお願いいたします 濱野