渡米日記 4

3日目はシアトルからシカゴへ移動。4時間の空の旅。 今日はもう一人の日本人審判である、濱野太郎の試合を観戦してきました。 シカゴから西へ車で1時間程のとことにある、St. charles(セント・チャールズ)という所での試合観戦です。シカゴは大きな都市で、交通渋滞も東京に負けていませんでした。 濱野の所属するMidwest League(ミッドウエスト・リーグ)は1Aで、2人制になります。この日は塁審でしたが、いつの間にやら天候があやしくなり、ポツポツと雨が降ってきました。 そこでフィールドを観ると、一人の男性が濱野のパートナーであるジェフに近づき、少し会話しているのが見えました。 皆さんは彼が誰だかわかりますか?・・・このフィールドのグランドキーパーです。何をしていたかと言うと、ジェフに「すぐに大雨がくるよ」と知らせていたのです。 アメリカのグランドクルーは、常に天候のことを頭に入れており、天気予報が悪い時は、ネットなどを使ってレーダーを観ながら、何時頃に雨がやってくるのかを確認しています。審判は試合中はグランドにしかいないので、ネットをみるわけには行きませんが、グランドクルーはその後のグランド整備の関係で、いつも準備をしているのです。 で、案の定、突然いわゆるバケツをひっくり返したような雨が降ってきました。 そこでこんな白いシートがフィールドを覆いました。 [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/weblogD3_photos/286.jpg[/img] 幾度となく私のブログにも登場していますが、英語ではタープリン(略してタープ)と呼びます。 メジャーの中継なんかでたまに見れますが、これを一から敷く様子を生で見れたので、一緒にいたお三人も「すごいねえ!」と喜んでいました。 メジャーのフィールドで、内野を覆うこれだけ大きなタープを見るのは決して珍しくありませんが、マイナーで、しかも1Aでこれだけ大きなタープを持っているところは少ないと思います。なぜならこのタープ、とてもお高いものなのです。 日本にはおそらく、1枚がこれだけ大きなものはないと思います。あってもマウンドだけ、各ベースの周囲だけぐらいでは?皆さんの周囲のグランドはいかがでしょうか? 結局雨は1時間半ほど降り続き、この日はこれでおしまい。シーズン終了が近いこの時期は、日程の関係もあり、なかなかすぐに「試合中止」をコール出来ないので、長く待ちました。 下は、パートナーのジェフ、チーム関係者と雨天中断中に歩く濱野(中央)。 [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/weblogD3_photos/287.jpg[/img] お疲れ様でした。 :-D内川