陸前高田市を訪問して

先週末の3連休は、Kボールで岩手に行ってきました。 東京と比べると、すでに「寒かった」です。 ここ2週間でぐっと気温が下がったとおっしゃっていました。 岩手では、野球は10月いっぱいで終わってしまいます。 それを考えると、この寒さも納得です。 しかしお天気はよく、 下に見える写真のような、まさに秋晴れでした。 たいてい岩手山の頂上の方には、 雲がかかっていることも多いのですが、 この日は雲が全く見当たりませんでした。 この季節の日中が、 岩手では野球をする一番いい季節なのかもしれません。 [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/weblogD3_photos/760.jpg[/img] @八幡平球場 今回は、Kボールの方にご尽力頂き、 最終日の8日(月祝)に、 東日本大震災で被害の大きかった、 陸前高田市に行ってきました。 昨年UDCが行った震災被害を応援するための、 チャリティーオークションで集まった義援金をお渡しするためです。 お休みの日にも関わらず、 「陸前高田市野球協会」の方とお会いすることが出来、 確かに義援金をお渡ししてきました。 [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/weblogD3_photos/758.jpg[/img] @陸前高田市役所(後の写真は「奇跡の一本末」) 左からUDC内川、坂井会長、金野副会長、山本事務局長 こちらの野球協会でも、 お一人の審判の方が津波でお亡くなりになったそうです。 今仮設住宅にお住まいの方や、 用具を流された方もいらっしゃるとのこと。 現在市内に試合が出来る場所がほぼないため、 近隣の町で試合を行っているとのことでした。 ここ陸前高田市には、 市営球場(高田松原野球場)が海のすぐ隣にあるのですが、 実はこの市営球場は、 本来なら震災4日後の3月15日には、 改装オープンの予定であったのですが、 そのわずか4日前の地震と津波のため、 照明灯4基を残して、 すべてが壊されてしまったのです。 総工費数億円は、一度も使用することなく流されたしまったということでした。 [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/weblogD3_photos/759.jpg[/img] 海のすぐ隣にあることもあり、 地震から1年半たった今でさえも、 その壊れたままの姿でした。 街も案内して頂きました。 がれきはほぼきれいに片付いてはいます。 ・・・が、ほんとに海に面している市街地は、 未だに何もありません。 一部の旧市役所や、陸前高田高校の校舎は、 未だに1年半前の被害を受けた姿そのままです。 お店はあります。 ただ、ほぼすべてのお店は、 前の場所から移動したか、被害を受けたかで、 プレハブでの営業です。 各学校の校庭は、 いまだいプレハブの仮設住宅で埋まっています。 今はそこにしか住めない方が、 まだまだたくさんいらっしゃる現状は、 「ほんとに町はいい方向に進んでるんだろうか?」と 疑いたくなるような気持ちにさえなります。 メディアでは「復興」という言葉をよく耳にしますが、 少なくとも私には、 この町が一早く復興するように、 「国」が動いているようには見えませんでした。 私がここであーだこーだと言っても、 政府が動くことはまずありませんが、 現状を少しでも皆さんに知って頂きたく書きました。 町の中心地がほとんど何もない状態ですので、 夜はホントに真っ暗でした。 きっと沿岸の町は、 まだまだどこも同じような状況だと察します。 [u]震災は、まだ何も終わっていません。[/u] UDCが出来ることはたかが知れているかもしれませんが、 今後も何らかの形で続けて行きたく思います。 内川