UDC8周年から向かう場所<UDC藤原より>

 UDCのバースデーである11月7日。今年もこの日を迎える事ができる事、8年間皆さんの審判活動・野球界への貢献が、我々UDCを作り上げて頂いた事に我々が感謝する日です。本当に支えて頂きありがとうございます!!  とはいうものの、UDCが野球審判トレーニング組織である以上、トレーーニングを望まれる方がいなければ成り立ちませんし、今のような発展はありませんでした。2人制やボーククリニック、スポーツマンシップセミナーも全て“皆さんの想い”により開催に至っています。我々がどんなに優れたインストラクターであっても、受け手側・積極参加する皆さんがクリニック、セミナーを盛り上げ、UDC発展へのエネルギーを作り上げているのです。今後も皆さんの望む講習内容、野球界がより発展し審判・野球を通じて楽しめる・成長実感のあるイベントを提供する事には変わりありません。UDCに関わる皆さん自身が“主体者”である事を忘れずに、今後も意見交換頂きたいと思います。  今年は東日本大震災が発生し、野球界・審判界にも激震が走り、多くの野球関係者が被災されました。UDC会員の方でも福島原発で事故処理に関わられる方、津波により家ばかりかご家族を複数失われた方もおります。胸が痛い、そして無力を感じる時がUDC幹部にも長くありました。  UDCとして「何か復興支援のお手伝いをできるか?」「どう野球関係者に元気になって頂くか?」を考え、MLB審判へ声がけしオークションから義捐金を被災された連盟・個人にお渡ししているのは、今までご報告した通りです。先週末も福島に出向き、ご縁あった相双地区の審判連盟を訪問し、現場の審判の方にUDCができるサポートをさせて頂きました。    そこで1つ感じたことがあります。相双地区に初めて伺ったのですが、面識もない審判同士通じる話題がふんだんにあり、あっと言う間に半日が過ぎました。審判される上での悩み、今後の若い世代への道のりを共有し、UDCしかできない審判学校・アメリカでのプロ生活で身についた技術を実際に試合を見て頂き、初対面の方に今までになかった刺激を与える・・・。審判という手段を通じ、“絆”を感じた瞬間でした。  UDCはアメリカの審判学校の技術を元に、審判を育てる日本で唯一のトレーニング組織です。全国に審判仲間を抱える組織だからこそできる事?審判を通じて悩みや各地方の手法を共有し、今後のゴールを提供する。それが次へのやる気につながり、仲間同士元気になる。具体的には検討中ですが、UDC9年目の始まりにあたり、そんな全国の審判仲間を元気にする取組を開催したい!と気持ちを新たにしています。  再度ですがUDCの主体者は“皆さん”ご自身です。平林・内川を始め我々はそれをサポートする皆さんのサポーターです。引き続き審判を楽しめる・育てやすい環境、野球界を創っていきましょう。  9年目も宜しくお願い致します。 2011年11月7日 UDC副代表 藤原 啓之