WBC現地スポーツライターより

私の友達である「在米日本人スポーツライター」からのメールをご紹介します。 ********** 本当にあの試合は素晴らしかった。8割近くスタジアムを埋めた韓国人応援団の中で日本人として最高に誇りを持てる瞬間でした。 あの統一感、侍魂。日本も捨てたもんじゃないな、と。 韓国の選手も良かったけど、汚い応援をする韓国人の中に囲まれて、私たち”米在住10年以上の小さい日本人応援団”にも本当に日本には勝ってもらいたかった。でも9回の裏韓国に追いつかれた時は”これはもう運次第だな、”と半ば自分の中であきらめかけていました。 韓国に負けたら悔しいな、と思いながらも韓国のような応援の仕方は絶対に出来なかった。自分が日本人として上品に育ててもらった事、どんな時でも相手を尊敬し合う事を大切にする文化の中で育って来た事を、同じアジア人の中でも私たちにはもっと品がある、と言う事を忘れたくなかった。 そんな私たちを神様は見放さなかったんだと思う。 イチローがあの最後を打った瞬間、私たちの叫びが大きく静まり返った韓国応援団のなかで響いていました。 そしてそれは全ての疑問に答えを出してくれているかのような誇り高き瞬間でした。 あの試合を、あの場所で見れて本当にラッキーでした。 侍魂は野球だけじゃない。 でも野球には侍魂を表現できる素敵なパワーがある、日本の心だ、と。日本人が野球が好きなのに理由があります。 写真を少しですが同封します。 大げさに聞こえるかもしれないけど初めて心から万歳、日本!と思いました。 Tomoko ********** ・・・そう、写真を送ってくれた、留学時代からの日本人友達が私に送ってくれたメールです。 もう長い付き合いになりますが、これだけ気持ちがよく伝わってくるメールをもらうこともあまりないので、私が「なんかスポーツライターが書いた原稿みたいやなあ」と思ったので、そういう名前で最初に紹介させてもらいました(笑)。 今回は、アメリカに在住する日本人にとっては、とてもとてもうれしいことなのです。アメリカで生活をしていた私にとっても、その気持ちはよく理解出来ます。 日本に住んでいるとわかりませんが、日本は世界の中では、所詮「極東の小さな国」に過ぎないのです。いくらテレビで放送されようと、いくら経済大国と言われようと、小さな島国で、小さな家に住む、背の低い、働くしか脳がないと思われてる国なのです。世界一般の人が持っているイメージは所詮そんなものです。特にアメリカ人には、そう思われてますよ(笑)。簡単に言えば、小馬鹿にされているのです。韓国からは、やはり歴史的背景があるので、感情をもろにぶつけられます。私も留学時代に、そういった経験がありました。 そういった小馬鹿にされている日本が、「野球」というスポーツにおいて、正々堂々と戦い、アメリカや韓国を破って世界一になったということが、在米の日本人にとっては、とてもとてもうれしいのです。そこに議論の余地はありません。と言っても、「アメリカがベストのチームなら勝つよ」というアメリカ人は万といるでしょうけどね(笑)。 ま、またTomokoには原稿を書いてもらいましょう(笑)。ただし、編集長は私なので、かなり厳しいですが(笑)。 :-D内川