WBC行ってませんが・・・(3)

WBC、日本の2連覇で終わりました。最高に緊迫感のある試合でしたね。 このWBCは、前回のように審判が大きく取り沙汰されることはありませんでした。でも、まだまだ審判のことに関しては、改善されるべき点がたくさんあるのです。 皆さんにはほとんど知られていないかと思いますが、日本のセパ審判の方も、今回のWBCに参加されました。セのお二人はフロリダ州マイアミでの試合、パのお二人はカナダのトロントでの試合に参加されています。 かといって、他国も同じように4名の審判ずつというわけではないのです。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、東京ラウンドや中南米で行われた最初の方の試合を含む、全ての試合の球審と2塁塁審の2名は、例外なくアメリカのメジャーの審判でした。前回同様、今回行われた日本VSアメリカの試合の審判もそうだったのです。 私はこれはおかしいと思います。自分の国がプレーしている試合で、同じ国籍の審判が試合をしている・・・。サッカーのワールドカップでこんなことはあり得ないし、普通に考えれば正しいと思う人はいないと思います。 ではどうするか?その2チーム以外の国の審判が担当すればいいのです・・・が、事はそんな簡単ものではないようです。 今回のWBCを観て思いましたが、あのWBCの舞台で審判が出来る技術を持っているのは、アメリカのメジャーの審判と、日本の審判です。他の国はどうか・・・。WBCの舞台で出来るのはほんのわずかでしょう。サッカーはFIFAが中心となって、世界のルールの基準を作り、世界各国の審判を選んでトレーニングをしているようですが、今の野球界には、そういった世界で統一されたトレーニングが全くありませんし、高いレベルで審判を出来る人がいないのです。 よく世間では、「国際ルール」という言葉を使いますが、あれは正しくは「アメリカのメジャーのルール」なのです。少なくとも、日本が作ったルールがアメリカで取り上げられることはなく、アメリカがルールの基準を作り、日本はそれに追随しているという状況なのです。特にWBCのような大会では、メジャーのルールがそのまま適用されます。 この状態がいつまでも続いては行けないし、続かないだろうと思います。何か問題が起これば、「アメリカに有利にしている」という議論はもう聞きたくありません。 メジャーが仕切るならそれでもいいと思うので、世界各国の審判を集めて、統一したルール、トレーニングをしていかなければならないでしょう。そして、いろいろな国の人が、自国でないチームの試合で審判が出来るようにして行かなければならないのではないでしょうか?それにはやはり「トレーニング」です。 :-D内川