15秒ルールにモノ申す

野球もサッカーもキャンプ真っ盛りですね。 先日から話題になっている「15秒ルール」、私は大反対です。そして、そのうちになくなると思います。今回一番大変なのは、現場の審判たちです。 目的は試合のスピード・アップかと思うのですが、私はどうしてもそのやり方に納得出来ません。昨シーズンもイニングの間の時間を、わざわざスコアボードなどで、「あと何分何秒」のような形で目にしましたが、なんだかゲーム自体がせかされているような感覚を受けました。 今まで冗談で、「何秒ってルールがあるけど、審判がストップウォッチを持って、一球一球それを見ながら審判をするなんて考えられないですよね」なんて話を周囲の方としていたのですが、今それが現実に行われているのを目にしています。ストップウォッチを持っている審判は、とんでもなく大変です。毎球ストップウォッチを作動させなければなりません。その回数少なくとも1試合に表裏があるので、走者のいない時は無しとしても、100回はあるでしょう。ストップウォッチをちらちら見ながら、これはとんでもなく大変です。 日本のNPBの試合は確かに長いです。少しでも試合時間を短くして、観客の方に楽しんでもらおうという意図もわかります。またエコ対策としてもいいことだと思います。でも、日本が比較しているアメリカの野球は、イニングの間に「あと何分何秒」という表示も出ないし、審判がストップウォッチを持って、一球一球の間隔を計ることもしていないのです。だけど、日本より試合時間は短いのです。 ではなぜかと言えば、それは投手のサイン交換が短いのはもちろんですが、何よりも打者がどんどん打っていくことなのです。徹底しています。日本の野球は「待って待って、いい球を打つ」ということが変わらない限りは、どんな対策をしても、さほど変化が見られることはないですし、続くことはないでしょう。 もうすぐアメリカでもスプリング・トレーニングが始まりますので、テレビで試合を観ることがあると思います。どんどん試合は進んで行きます。ピッチャーはどんどんストライクを投げ、バッターはどんどんバットを振ってきます。少しでも這い上がって行くために、選手たちはそうしていかないと生き残って行けないのです。四球で喜んでいては生き残っていけない世界なのです。 そんなあたりにも注目して観て頂ければなあと思います。