【第120回】打順間違い(ミドル)

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最新のルールをご確認のうえ、お読みいただきますようお願い申し上げます。

こんにちは。濱野です。ジム・エバンスセミナー/クリニックに足を運んで頂いた皆様、ありがとうございました。今回も運営面で少しバタバタして、スタッフとしては反省すべき面もありました。参加して頂いた皆様に満足して頂けていれば良いのですが、如何だったでしょうか? それにしても、ジムの講義の素晴らしさを再認識した3日間でした。今回は私も講義の通訳を務めた場面もありましたが、皆様に訳しながら、「知らなかった…」とか「なるほどねー」と思うことしばしばでした。私自身も勉強不足を痛感させられた3日間でした。 ■ クイズ120(ミドル)■ アローズ 1.高田 RF 2.馬場 2B 3.落合 1B 4.中井 DH 5.新井 3B 6.沼袋 LF 7.野方 CF 8.家政 C 9.鷺宮 SS  下井 P 球審が試合前に受け取った打順表には以上のようなラインナップが書かれていました。 【Q1】本来、高田の打順ですが、馬場が入りました。馬場が安打で出て、次打者の落合に一球を投じた後、守備側監督が打順の間違いをアピールしてきました。 【Q2】本来、高田の打順ですが、中井が打席に入りました。場外本塁打を打ちました。中井がダイアモンドを一周した後、守備側が新しいボールを受け取り、プレイがかかると打順間違いをアピールしてきました。 【Q3】一死走者一塁。一塁走者は一番の高田です。本来、落合の打席ですが中井が打席に入っています。中井への初球がワイルドピッチとなり、高田は二塁まで進みました。次の投球を中井はセンター前にクリーンヒット。高田が本塁に生還しました。その直後、守備側は打順間違いをアピールしてきました。 自分が球審だったら、どうするか考えて下さい。 下の解説を見れば、ルールブックの何処を読めば良いかお分かりでしょう? ○● 前回の回答(打順間違い1)●○ 【Q1】高田が2ボール1ストライクのカウントを引き継いで打席に入る。誰もアウトにはならない。 【Q2】本来の打者であった高田にアウトを宣告する。馬場が次打者として再び打席に入る。 【Q3】本来の打者であった高田にアウトを宣告する。馬場が次打者として再び打席に入る。 でした。 —————————————————————- 公認野球規則 6・07  打撃順に誤りがあった場合 (a) 打順表に記載されている打者が、その番のときに打たないで、番でない打者(不正位打者)が打撃を完了した(走者となるか、アウトとなった)後、相手方がこの誤りを発見してアピールすれば、正位打者はアウトを宣告される。  ただし、不正位打者の打撃完了前ならば、正位打者は、不正位打者の得たストライクおよびボールのカウントを受け継いで、これに代わって打撃につくことはさしつかえない。 (b)不正位打者が打撃を完了したときに、守備側チームが “投手の投球” 前に球審にアピールすれば、球審は、 (1) 正位打者にアウトを宣告する。 —————————————————————- 今回は、基礎編ということで該当する公認野球規則は6.07のここまでです。 打撃を完了する前までならば、攻撃側守備側どちらのチームが気がついても正位打者が打撃につくことができます。但し、不正位打者のカウントは受け継がなくてはなりません。 二問目と三問目は不正位打者がどちらも打撃を終え、投手が次の投球を行う前に守備側がアピールしました。この場合は不正位打者が塁に達しようが、アウトになっていようが関係ありません。正位打者がアウトになり、正位打者の次の打者が打席に入ります。 ※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会