【第132回】そこに答えはないです。

ルール改正により、ルール・クイズ記事投稿時とはルールが変更されている場合がございます。
最新のルールをご確認のうえ、お読みいただきますようお願い申し上げます。

こんにちは。濱野です。 当初予定されていたスイス野球報告会を体調不良でキャンセルさせてもらってから、水曜日に身体の節々が痛む。→木曜日に発熱し医者へ行き、抗生物質をもらう。→金曜日に回復する、というのが三週続きました。お医者様曰く、「早期の夏バテ」だそうで漢方薬を出してもらったら、体調も落ち着いて回復傾向になりました。。 これからどんどん暑くなります。皆様も元気に審判するために、体調管理にはお気をつけください。 ■ クイズ132(ミドル)■ 今回も質問箱から。 無死2塁。2塁ベース付近に高いフライが上がりました。2塁ランナーは、2塁ベースにもどりましたが、飛球を捕ろうとしている遊撃手と2塁ベース上の走者が接触しました。その後、遊撃手はフライをキャッチしましたが…。どう処理すればよろしいでしょうか? 1.タイムをかけて、守備妨害で2塁ランナーをアウトにする。打者は一塁へ。 2.成り行きでプレー続行 3.走塁妨害。無死1塁3塁で再開。 4.走者は守備妨害でアウト。打者はフライアウト。ダブルプレイ。 5.走塁妨害B項。打者はフライアウトだが、走者は三塁へ。 次の皆さんの試合でも起こり得るプレイですね。 ちなみにルールブックに載っていない事象です。皆さんの「野球の常識」が問われる問題だと思います。 ○● 前回の回答(二軍戦でもよくあるプレイ)●○ 正解は 1.タイムをかけて、2塁ランナーをアウトでチェンジ。 でした。 《解説》 —————————————————————- 公認野球規則 7.11 攻撃側チームのプレーヤー、ベースコーチまたはその他のメンバーは、打球あるいは送球を処理しようとしている野手の守備を妨げないように、必要に応じて自己の占めている場所(ダッグアウト内《またはブルペン》を含む)を譲らなければならない。 《走者を除く攻撃側チームのメンバーが、打球を処理しようとしている野手の守備を妨害した場合は、ボールデッドとなって、打者はアウトとなり、すべての走者は投球当時に占有していた塁に戻る。 走者を除く攻撃側チームのメンバーが、送球を処理しようとしている野手の守備を妨害した場合は、ボールデッドとなって、そのプレイの対象であった走者はアウトとなり、他のすべての走者は妨害発生の瞬間に占有していた塁に戻る。》 ——————————————————- 設問のケースはまさに、7.11の最後の文章が規定している状況に合致します。審判の判断で、もし攻撃側の選手がバットを拾いに来なければプレイができたと判断した場合には、そのプレイの対象であった走者をアウトにして、他の走者は妨害発生時に占有していた塁に戻します。 ネイビーにして二重カッコで囲んだ部分が、今年ルール改正された箇所です。昨年までよりも文章が具体的になって分かりやすくなりましたね。ルールブックは毎年最新のものを手に入れることをお勧めいたします。 ※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会