【第16回ルールクイズ】脱”テイク・ワン・ベース”総力特集?

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UDCルールクイズをご覧の皆さん、こんにちわ♪  先週から脱“テイク・ワン・ベース”特集ですが、ここで衝撃の事実を申し上げます。  実は一般に言われる“テイク・ワン・ベース”というルールは野球のルールブックにはどこにもありません(投球がベンチ等に入った場合を除く)。  それどころか、英語では“テイク…”という言い方さえしません。 ここを是非野球関係者、少なくとも審判の方々は知って頂きたいのです。  英語では、例えば走者無しから内野手の送球がスタンドに入った場合、「2 bases」とか「2 bases award」と言います。“テイク(take)”という言葉は使用しません。多くある和製英語の1つだと思います。 そして大事なのが「テイク・ワン・ベース」の意味です。おそらく一般に知られている「テイク・ワン・ベース」を先週のクイズのケースで説明すると・・・ ?打者が1塁に向かう(到達する)→?ベンチやスタンドに送球が入ったことで更にもう1つの塁を与えられる→?打者は2塁まで進むことが出来る と理解されていると思います。しかしこのプロセスで考える事自体がルールと違うのです。 そこを皆さんに是非理解して頂きたいと思います。 ○●先週の回答●○になりますが、正しい塁を与えるプロセスは・・・ 「投手が投球した」時点で走者は「ホーム(打者席)」にいたので、そこから「2」つの塁を進むことができるから。 ※正解は2の「2塁に進むことが出来る」 と考えるのがルールブックに沿った正しい塁の与え方です。 つまり、内野手の最初の送球がベンチやスタンドに入った場合は 「投手の投球当時(日本では、投手が投手板を踏んだ時点で走者がいた塁)から2つの塁を進むことができる」 と考えて下さい。但し内野手が送球する前に既に走者が次の塁に達していた場合は、“投手の投球当時の位置”でなく“野手が送球をリリースした当時”に走者がいた位置から2つの塁になります。   ■ クイズ16 ■ (for ビギナーその2)  2死走者1塁です。打者はライト前へヒットを放ち1塁走者は3塁に進もうとしています。 ライトから3塁への返球が反れ、3塁側ダグアウトに入りました。打者はその間に2塁に進んでいます。ライトが返球する瞬間、1塁走者は2塁を1歩過ぎた所、打者走者は1塁手前にいました。返球がダグアウトに入った時は1塁走者は3塁手前、打者走者は1・2塁間の中間にいました。  さて、1塁走者・打者走者はどの塁まで進塁できますか? 1:打者は1塁、1塁走者は2塁まで進める 2:打者は2塁、1塁走者は3塁まで進める 3:打者は2塁、1塁走者は本塁まで進める 4:打者は3塁、1塁走者は本塁まで進める 球場以外で行うゲームでは1試合に1度は起きそうなケースですね。是非チームのみんなで考えてみて下さいね。 ★UDC野球ルールクイズ委員会