【第18回ルールクイズ】脱”テイク・ワン・ベース”総力特集?(最終回)

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UDCルールクイズをご覧の皆さん、こんにちわ♪  今週がいよいよ“脱テイク・ワン・ベース”の最終回です。 送球等がボールデッドになるケースはまだまだあります。投手のけん制球がスタンドに入ったり、フェンス際のフライを捕球した右翼手がボールデッドゾーンに入ったり・・・また数ヶ月して皆さんのスキルが上がった時点で再度特集する予定です。  先週以下のような質問がありました。 どこまで走者が達しているのか?を判断する時、「2・3塁間の中間にいたらどうするのか?」「3塁手前を走っていたら“3塁にいた”とみなしていいのか?」などなどです。  走者の基準となる塁ですが、“完全にその塁を越えていた(踏んでいた)かどうか?”で判断します。例えば2・3塁の中間でも3塁直前でも“完全に3塁に到達していない”ので、その場合は“2塁を占有していた”と審判はみなします。“どちらの塁に近いか?”で判断しないようにして下さい。 さて、今週はエキスパート!昨夏の甲子園準決勝(常葉菊川VS広陵)で起きたケースです。   ■ クイズ17 ■ (for エキスパート) 1死走者1塁です。打者は投手前にバントをし、投手は2塁に送球しました。1塁走者は2塁で間一髪セーフ。遊撃手がその後1塁に送球しましたが、その送球がカメラマン席に入りました。走者は“テイク・ワン・ベース”と思い1塁走者⇒3塁へ、打者走者⇒2塁で留まっています。 2塁審判の呼びかけで審判団がマウンド付近に集いました。各走者に与える塁について確認しているようです。 さて上記ケースで打者走者・1塁走者はどこまで審判は進めたら良いですか?その理由も併せて考えてみて下さい。 ○● 先週の回答 ●○ 正解は・・・ 2塁走者⇒ホームイン(スコア) 1塁走者⇒ホームイン(スコア) 打者走者⇒3塁 が与えられる。 でした。 【解説】 ダグアウトに入れる送球をした野手(今回のケースではショート)が送球した瞬間に、各走者がどこにいたか?がポイントです。 クイズでは、ショートが送球時には・・・ 2塁走者⇒未記述(既にホームイン) 1塁走者⇒3塁を回っていた(⇒3塁を占有) 打者走者⇒2塁手前まで来ていた(⇒1塁を占有) となり、ここから2つの塁を与えます。  現場の審判は、ボールの位置や触塁、走塁妨害等試合中はいろんな所に視点を置いています。更に送球がリリースされる時に走者の位置までチェックしなければなりません。正直大変ですよね・・・  ところが、チェックするのは基本的に“打者走者と1塁走者”のみ位置を確認すれば良いのです。2塁と3塁走者は2個の塁を与えられるので悪送球があれば必ずホームインします。全ての走者の位置をチェックしなくても良いのです! ※規則7.05(g)参照。 ※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会