【第23回ルールクイズ】そもそも野球の”目的”って?

ルール改正により、ルール・クイズ記事投稿時とはルールが変更されている場合がございます。
最新のルールをご確認のうえ、お読みいただきますようお願い申し上げます。

UDCルールクイズをご覧の皆さん、こんにちわ♪ 先週は一足早い夏休みを頂き、更新が1週遅れました。 失礼しました・・・  いよいよ8月に北京オリンピックが開かれます。日本からも1名の審判員が参加されるそうです。高校野球・東京六大学・社会人野球で活躍する桑原和彦さんが日本を代表して裁きます。詳しくは下記サイトをご覧下さい。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080719-00000143-mailo-l10  さて、今週は番外編クイズです。ルールブックの一番最初にフォーカスしてみましょう。 ■ クイズ23 ■ (番外編)  多くの憲法・法律がそうですが、規則(ルール)の最初には規則書で一番大切な事・規則の目的が書かれています。  さて、野球のルールブックの一番最初(第1章)で触れているのは次の選択肢のうちどの“くだり”でしょうか? ? 野球は1845年に米国で生まれた競技であり、娯楽を目的とする。 ? 各チームは相手チームよりより多くの得点を記録して勝つことを目的とする。 ? 野球は囲いのある競技場で、監督が指揮する9人のプレーヤーからなる2つのチームの間で1人ないし数人の審判の元に本規則に従って行われるゲームである。 ? 野球は108つの縫い目のある周囲が9インチ(約23センチ)のボールを木のバットで打ち、1塁から本塁へ進塁する事で得点を得る。この得点が9回終了後に1点でも多いチームを勝ちとする競技である。 野球のルールは9章(審判員)まで9つの章で構成されています。その第1章の最初の部分に何が書いてあるか?野球のルールを創った人になって想像してみましょう♪ ●○ 先週の回答 ○● 正解は・・・ ?正しいルール適用は?  打者は捕手への守備妨害を行った。走者3塁で得点しようとしているため、“3塁走者”にアウトが宣告される。打者はスクイズを空振りしたため、ストライクをカウント。カウント2ストライクー1ボールとなる。 ?審判の対処方法は?  捕手のミットに打者のバットが当たった時点で球審は「タイム」をコール。その後ランダウンプレーが始まったら、審判全員でタイムをエコー(同調)し、プレーを止める。  その後球審は打者に守備妨害を宣告し、“3塁走者”にアウトを宣告。打者へのカウントを投手(必要であれば記者席へも示す)を2ストライク―1ボールである事を示し、試合再開する。 でした。 【 解説 】  この問題の意図は、“打者席の外へ出て空振りした打者がどう扱われるか?”ではありません。先週述べたように「空振りなら“反則打球”には当たらない」ため、むしろ空振り後の捕手への守備妨害をどう判断するか?にポイントがあります。  本来なら打者が悪いこと(捕手の捕球動作を妨害)をしているので“打者がアウト”になるべきですが、規則6.06C,7.08G,7.09Cにあるように、走者3塁で得点しようとしている場合は例外です。このケースでは“3塁走者に”アウトを宣告し、打者は空振り後のカウントを引き継ぎ、打撃を継続します。  クイズの文章では「これは打撃妨害にあたるのでは・・・」と捉えた方もいるかもしれません。その方は規則7.07を使って“3塁走者に本塁を与え、打者に1塁を与える”と判断するでしょう。文章で状況を全て説明するのは難しいですね…今後細部まで出題にも気を配りたいと思います。 ※規則6.06C,7.08G,7.09C参照。 ※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会