【第29回ルールクイズ(ミドル)】打順が違う打者がヒットを打ったら?

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 UDCルールクイズをご覧の皆さん、こんにちわ♪  審判のみなさん、自分が審判している映像又は写真を見たことはありますか?  審判学校長のジム・エバンスによれば「アンパイアとは“ロールプレイング”である」と言われています。判定の時のメカニック(体の使い方、動きの機敏さ)、声の調子・大きさ、走り方、立ち姿勢。全てが揃って初めて“信頼できる審判”が創られます。  審判として信頼されるには“審判としてよく振舞えているか?”を自分で認識する事から始まります。そこでUDCでは、「登録審判員制度」に登録頂いた審判の方が裁く試合はUDCインストラクターがビデオ撮影し、試合後一緒に詳しくチェックする反省会(フィードバック)を行っています。殆どの審判が始めてみる自分の審判ぶりに驚きます。「えっ?俺ってこんなに出来ていないんだ…」「自分にフォーカスした映像で振り返れて非常に分かりやすい」と好評です。  審判としてレベルアップしたい方、一度自分の審判姿を客観的に見つめたい方、是非「登録審判員制度」をご利用下さい。 では、今週も“打順間違い”の2回目です。今週は「打順と違う打者がヒットを打ったら?」についてです。  ■ クイズ29 ■ (ミドル編)  1アウト走者1塁です。2番打者の打順に3番打者が間違って打席に入りました(誰も間違いに気づいていません)。カウント1-1から1塁走者は盗塁で2塁へ達しました。その後カウント1ストライク-3ボールから間違って入った打者がセンター前ヒットを放ち2塁走者はスコア。打者は2塁へ達しました。  その後守備側が次の打者が打席に入る前に間違えに気づき、球審にアピールしました。 さて、球審はどのように処置したらよいでしょうか? 1:アピールを退ける。プレーが終わってすぐにアピールすべきでした。 2:アピールを受け入れる。ヒットを打った3番打者はアウト。3番打者が打席にいた時の全てのプレーが無効となる。よって2アウト走者1塁・次打者は4番打者を迎え再開する。 3:アピールを受け入れる。本来打席に立つべき2番打者がアウトとなる。但し盗塁やヒットは有効。2アウト走者無し・次打者は再度3番打者を迎えて再開する。 4:アピールを受け入れる。本来打席に立つべき2番打者がアウトとなる。打者が打ったヒットにより生還した走者が2塁に戻す(盗塁は有効)。2アウト走者2塁・次打者は再度3番を迎えて再開する。 ●○ 先週の回答(ビギナー編) ○● 正解は・・・ 3:カウントを引き継いで1番打者が打席に立つ でした。 【解説】  守備側がアピールした場合、もし打撃を完了(アウトになったりヒットを打つなど進塁する)していなければ、間違って打席に入った打者は本来入るべき打者(正しい打順の打者)に代わることができます。 その場合、間違った打者のカウントは引継ぎます。3ボール-2ストライクでも勿論引き継ぎます(笑)。その間の盗塁や暴投で進んだ走者の進塁はそのまま生かされます。  ちなみに「ヤバイ!俺たち打順間違ってる!」と攻撃側が自分のチームの間違いに気づいた場合も打撃完了前ならカウントを引き継いで正しい打順の打者は打席に入れます。ご安心下さい♪ ※規則6.07(a)参照。 ※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会