【第37回ルールクイズ(ビギナー)】打者走者の1塁付近の妨害

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 UDCルールクイズをご覧の皆様こんにちは♪  長年審判をやっていると、最も故障が多い箇所って、体のどの部分だと思いますか?  日本・米国のプロ野球審判OBに聞くと「やっぱり腰だね」と答えが返ってきます。考えてみると、選手は試合中半分はベンチに座ることが可能です。が、審判は35度の酷暑でもトイレさえ行くことなく立ち続けます。5年前にタンパで私が観戦したメジャーリーグDevilrays(現レイズ)VS Indiansでも3塁塁審が腰痛で2イニング終了した後、ロッカールームに引き上げてしまったのを覚えています(その後も休職中)。  体が鍛えないと衰えるのは人間の性なのでトレーニングが必要です。 MLBでは、「3D Matrix」という審判専用のトレーニングを開発し、MLB審判に試合前にトレーニングするよう勧めています。これは、審判が試合中の突然の動きに対応できたり、試合最後までパフォーマンスを維持できるような体になるよう考案されたプログラムです。下記HPで写真付きで紹介されています。 http://sandiego.padres.mlb.com/mlb/official_info/umpires/camp/3d_MLB_Umpires.pdf  UDCのクリニックでも各会場にてこの「3D Matrix」は行っていますので是非お試しにご参加下さい。  さて、クイズは今回から3回は打者走者が走る走路「45フィートレーン」について、です。 ■ クイズ37 (ビギナー) ■ [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/img0001f373f66916d8967f6.jpg[/img] 走者無しから打者はボテボテのキャッチャーゴロを放ちました。ホームプレート近辺のフェア地域で捕手が処理し、1塁に送球しました。その送球が1塁に向かう途中の打者走者の背中にフェア地域で当たりました(写真参照)。当たった地点は1塁から10メートル手前でした。  さて、打者走者は・・・(最も正しい選択肢を選んで下さい) ? フェア地域で捕手の送球に当たったので、守備妨害となる。打者はアウト。 ? 打者走者はわざと妨害したわけではないので、インプレーである。 ? 妨害は1塁の塁審が一番近い位置にいるので1塁塁審が妨害を宣告する。 ? 妨害で打者走者はアウトとなるが、インプレーである。  右打者は1塁に走るときはフェア地域を通ることが多く、この種の妨害が起こりやすいです。さあ、正解は来週の発表です。お楽しみに! ●○ 先週の回答 ○●  正解(間違い)は・・・ 4:シーズン中、日本では球審→3塁→2塁→1塁の順で担当し、メジャーリーグでは球審→1塁→2塁→3塁の順でローテーションする。 でした。 【解説】 1(クルー)について・・・MLBでは1年間、全く同じクルーでシーズンを過ごします。各審判の特性やクセなどお互い知り合えるため、いわゆる“あうんの呼吸”ができやすく、ミスも防ぎやすくなるメリットがあります。 2(袖番号)について・・・MLB審判の袖番号は全員右腕についています。日本ではセ・リーグは右腕、パ・リーグは左腕についています。※ので、クイズ自体が違っておりました。失礼しました。 3(登録審判数)について・・・MLBでは67人、日本はセパ両リーグで58名です。が米国ではマイナーリーグに約230名の審判がメジャーに向けてしのぎを削っています。 4(担当位置のローテーション)について・・・MLBでは時計回り、日本では反時計回りです。ので、この選択肢が違っていましたね。 ※クイズでは日本とアメリカが上記と逆の説明でした。 ★UDC野球ルールクイズ委員会