【第40回】メリークリスマス♪ 審判の格言

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[img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/img88bc33cddb70ec6e1889d.jpg[/img]UDCルールクイズをご覧の皆さんこんにちは♪ 今週はクリスマス・ウィーク。忘年会もたけなわです。 日本のイルミネーションは明らかに米国のそれを越えている程キレイです。雑誌『NEWS WEEK』では“日本のイルミネーションは間違いなく世界一である”と賞賛された程です。 米国のイルミネーションは光(電球)の原色をうまく使っています。3年前、マイナー審判の結婚式ついでにニューヨークを訪れた時も、日本の方が細部に手が込んでおり鮮やかだった印象でした。キリスト教徒の国では、クリスマスのイルミネーションも“地に足がついている”印象でした。 皆さんも素敵な暖かいクリスマスをお過ごし下さい。 ※来週はいよいよ米国のジム・エバンス審判学校の短期クリニックが開始です! さて、ルールクイズは今年最後の番外編。こちらはジム・エバンスの“審判に関する格言”からです。 ■ クイズ39(番外編)  ■ [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/imgacc8630d5619c39805d9d.jpg[/img]米国に2校あるメジャーリーグ公認審判学校のうちの1つ、ジム・エバンス審判学校。校長のジム・エバンス(写真)はメジャーリーグで28年間過ごしクルーチーフも多く経験しました。  その彼が、毎年開校すると必ず生徒を前にして口にする審判に関する格言が以下です。 「審判の最大の敵は“        ”だ」  長年の経験から出たジム・エバンスの格言だけに、聞いている生徒全員が納得します。どのレベルのアンパイアにも通じる格言です。 さて、“   ”内に入る言葉は次のうちどれでしょうか? 1:早くコールする事 2:驚くこと 3:妻 4:経験 5:選手・監督    ●○ 先週の回答 ○●  正解は・・・ ?打者走者はアウトか?又はインプレーか? →「インプレー」である。※インターフェアランスではありません。 ?審判(球審)なら、どういう手順で上記プレーを処置すべきか? →捕手からの送球が打者走者の背中に当たった瞬間、球審は「That’s nothing!」と言いながらセーフと同じメカニックを示します。 でした。 【解説】    今回のケースは“審判泣かせ”のケースです。ルール上のボーダーラインです。  打者走者が走る位置についてルールでは(6.05k)・・・ 【原注】スリーフットレーンを示すラインはそのレーンの一部であり、打者は両足をスリーフットレーンの中もしくはスリーフットレーンのライン上に置かなければならない。 と記載があります。 ※2006年に米国でのルール改正を受けて、2007年に日本も改正になりました。  今回のケースも写真を見るとしっかり両足がレーンの中にあります。 ※ラインを踏んでいる場合、ラインも45フィートレーンの一部とみなします。  現場でこのようなケースが起きた場合、ボーダーラインでの判定のため、「That’s nothing」のコールは絶対必要です。米国では抗議に監督が出てくる可能性が高いプレーです。ので、ナッシングのコールは2回は入れます。  ■このルールが適用される90%は右打者が1塁に向かう際でしょう。左打者は打席からの1塁までの最短距離を行けば45フィートレーン内を走る事になるからです。 ※規則6.05(k)参照。 ※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会