【第43回】ルールクイズ(ビギナー)「テイク・ワン・ベース撲滅運動vol.5」

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UDCルールクイズをご覧の皆さん、こんにちは♪  新聞紙上でワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の話題が多くなってきました。1次ラウンドは3月5日〜9日まで東京ドームで行われますが、メジャーリーグから審判が来日するようです。前回2006年の第1回大会と違い、マイナーリーグ(3A)の審判でなく、今回はメジャーリーグ審判がWBCを裁くようです。詳しくはUDC会報2月号で特集しますのでお楽しみに!  さて、「テイク・ワン・ベース撲滅運動」の今回は5回目ですね。こんなケースではいくつの塁を与えますか? ■ クイズ43(ミドル)■ [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/imgfe3207803fce050a2ede1.jpg[/img]1死走者3塁です。打者は1塁側スタンド近辺にファウルフライを打ち上げ、3塁走者はタグアップ(タッチアップ)できるよう3塁ベースについています。1塁手は体がグラウンドに残っている時に捕球し、勢いでそのままカメラマン席に入り倒れこみました。立ち上がった時に、しっかりとボールはグラブの中にありました。 さて、審判の処置として次のうち正しいのはどの選択肢でしょうか? 1:インプレーでプレーを続行させる。 2:1塁手がカメラマン席で倒れこんだ時点でボールデッドとする。打者はアウト。3塁走者をホームインさせる。2アウト走者無しで再開する。 3:1塁手の体全部がカメラマン席に入った時点でボールデッドとする。打者はアウト。3塁走者をホームインさせる。2アウト走者無しで再開する。 4:1塁手の体全部がカメラマン席に入った時点でボールデッドとする。3塁走者はそのまま。2アウト走者3塁で再開する。 ポイントは3塁走者をどうするか?ですね。来週をお楽しみに♪ ●○ 先週の回答 ○● 正解は・・・ 1:投球がボールデッドのエリアに入った場合、投球当時に走者がいた塁から1つ進める。よって1塁走者は2塁に進む。 でした。 【解説】 投球を捕手がそらし、そのままスタンドに入ったケースです。 投球がスタンドに入るケースは、“投球当時にいた走者の位置から1つの塁”を進めるのが原則です。送球の場合は・・・2つの塁でしたね。ココが大きな違いであり、テイク・ワン・ベースの言葉にこだわると間違えやすいケースです。 但し投球を捕手がそらし、フィールド上に止まりかけたボールを捕手が蹴ったorそらした事でボールデッドになるケースは別です。1つの塁を与えるのは同じですが、“投球当時いた塁”が基準ではなく、“捕手が蹴ったorそらした時点”の走者の位置から1つとなります。まぁ滅多に起こりません。 投球がスタンドに入った場合は「テイク・ワン・ベース」はそのまま適用できますね。 ※規則7.05(h)参照。 ※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会