【第61回】塁上の走者と守備者のトラブル2

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 UDCルールクイズをご覧の皆さん、こんにちは♪  先日発表しました「UDCインストラクターでの試合」の件は、残念ながら個々の日程が合わず現在のところ発表できる予定はありません。が、11月28日(土)に千葉市で行われる「欽ちゃん球団(茨城ゴールデンゴールズ)VSテリー伊藤のってけ球団」の試合でUDCプロスタッフの濱野太郎がクルーとして入る予定です。他のUDCアンパイアと共に楽しい試合を演出します。  又、「欽ちゃん球団VS松坂大輔率いる横浜Samurai」とのゲームもUDCのアンパイアが裁きます。会場は茨城県水戸市です。 欽ちゃん球団VSテリー伊藤のってけ球団に関する情報→http://event.1242.com/ 欽ちゃん球団VS横浜Samuraiに関する情報→http://ibaraki-gg.com/archives/1131  さて、ルールクイズは「塁上の走者と守備者のトラブル」の2回目。 同様の写真ですが、微妙に違うケースですよ。 ■ クイズ61 「塁上の走者と3塁手のトラブル その2」(ミドル) ■ [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/imgb45f2412b990dedd09a81.jpg[/img]0アウト走者3塁です。打者は3塁線上にフライを上げ、サードも捕球体勢に入っています。そこへリードしていた3塁走者が3塁に戻り、戻った(ベースに触れている)直後、サードに不意にぶつかってしまい(ここまでは先週と同様)、塁上の走者にフライが当たり、サードは捕球できませんでした。打球が塁上の走者に触れた地点は3塁線上でした。  次のうち正しいルール解釈を示した選択肢はどれでしょうか? 1 打球を裁く野手を妨害したので、3塁走者はアウト。打者は1塁へ。 2 走者に線上にて打球が当たったので、ボールデッド。3塁走者アウト。打者は1塁へ。 3 線上にて当たったのでファウルボールが宣告される。妨害は宣告されない。 4 塁についている際の妨害なので問題なし。インプレーである。 いかがでしょうか?このプレーは3塁審判の方が近いのですが、角度的に球審の方が見やすい場合があります。球審・3塁審判の連携が必要ですね。  来週の回答をお楽しみに! ○● 前回の回答 「「塁上の走者と3塁手のトラブル その1」 ●○ 正解は・・・ 3 塁についている際の妨害なので問題なし。 でした。 【解説】  打球を裁く3塁手を妨害したプレーですので、ルールの原則「打球を裁く野手への妨害は故意・偶然問わずインターフェアランス」に当てはめれば、“守備妨害”となり、3塁走者はアウトです。  が、塁上に走者がいる場合で且つ野手を妨害する意図が走者にはない、と判断した場合のみ、ルールでは例外です。7.08(b)に 正規に占有を許された塁についていた走者が、フェア地域とファウル地域との区別なく守備の妨げになった場合、審判員がその妨害を故意と判断したときを除いて、その走者はアウトにはならない。 とあります。  打球が妨害がありながらも捕球されたら、上記同様「問題なし→インプレー」ですので捕球は認められます。  1つ注意したいのは、3塁走者がフライがあがり、3塁に戻る際の動きがタッグアップのために戻るのか?もしくは3塁手の妨害を行うために戻るのか?を判断する事です。通常のプレーヤーは上記ルールは知らないものの、タッグアップで戻るフリをして妨害を行うケースがあります。マナーとして歓迎されるプレーではありませんが、これも当該審判の判断に拠ります。 規則7.08(b)参照。 ※各団体・組織で上記と違うルール解釈をする場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会