【第64回】 投手編・投手板と自由な足(ミドル)

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 UDCルールクイズをご覧の皆さん、こんにちは♪ 今日はバレンタインデーですね。どう大切な方とお過ごしでしょうか? そして来週、いよいよ元MLB審判員ジム・エバンスが来日します。 ※ジム・エバンスクリニックは2月22日申込締切です! [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/imgaeb1422284ffc2b97390c.jpg[/img]平林岳のブログで“今年のクルーが決まった”と報告がありました。 Barryは1シーズン過ごした仲間であり、Coryも昨夏一緒に審判を見て遊んで過ごした経験から、その2名を紹介します。 クルーチーフ:Barry Larson(バリー・ラーソン)※写真右から2番目 34歳。アイダホ州出身。 どんなものも受け入れ、新しい環境へのチャレンジを忘れない。日本プロ野球で働く事にも興味がある。中華レストラン好き。箸使いが巧み。1児の父。昨オフはドミニカン・リーグに参加。 ナンバー2:Cory Blazer(コーリー・ブレイザー)※写真左端 28歳。オレゴン州出身。 素直・快活・リーダーシップがある。典型的な“好青年”タイプ。一昨年からアリゾナ・フォールリーグに召集され、MLB番号も取得(バケーション審判)。超べっぴん妻を持つ。  Barryは、「また日本人との縁が復活した!」と喜び、Coryは平林の日本でのキャリアを尊敬しています。そして何より、人間として成熟した2人。この2人と一緒に仕事をできる事が、平林の今シーズンの成功の土台になると思います。審判でけでなく、いろいろな事が起こる1シーズンで、“信頼し合える人間と過ごせるか?”が最も大切と言っても良いでしょう。  私も、シーズン中に一度クルーに会いに行く予定です。  それでは、クイズはミドルクラス。投手編の2回目です。 ■ クイズ64 投手編・投手板を過ぎてのけん制(ミドル) ■ [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/imga6f48da8b13d18893e813.jpg[/img]走者1塁です。左投手が写真のように右足を上げ、投球か1塁へのけん制をしようとしています。  さて、次のうちルールとして正しいのはどの選択肢でしょうか? 1:右足が、少しでも投手板にかかれば、1塁へのけん制はできない。 2:右脚のひざが、少しでも投手板にかかれば、1塁へのけん制はできない。 3:右足が、少しでも投手板の後ろ(2塁側)の線を越えれば、1塁へのけん制はできない。 4:右足の全部が、少しでも投手板の後ろ(2塁側)の線を越えれば、1塁へのけん制はできない。 さて、どれでしょうか? “アンパイアの判断で”上記を判断するのが大前提です。 ●○ 前回クイズの回答(ワインドアップの投手板の踏み方)○● 正解は・・・ B:自由な足(左足)が、投手板の後ろにステップバックしている でした。 【解説】 [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/imgf99f1482100476d70232f.jpg[/img]A:自由な足(左足)が、投手板の横にステップバックしている。 これは、日本のプロと国際ルールではOKです。日本のアマチュアでは禁止されています。 1塁へのけん制のステップと同じになるから、です。 ※ワインドアップからでも、右投手は1塁へけん制はできます。 [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/imgd4a3a4a59e4be0534c63b.jpg[/img]B:自由な足(左足)が、投手板の後ろにステップバックしている⇒正解! 投手板の後ろに自由な足はステップバックすべき、と日本のアマチュア規則では規定されています(野球規則にあります)。写真では、ちょい投手板後ろより1塁側にステップバックしているので、投手板の幅内にステップバックすべきですね。 [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/img39c7bba91afcd19f4a527.jpg[/img]C:自由な足(左足)が、投手板の前にステップしている。 このステップは、外国人投手によく見られます。 本来、野球規則には、「自由な足の位置に関して、制限はない」のです。 Aと同様、1塁へのけん制と同じステップになる為、走者に分かりにくい事から、日本のアマチュアのみ禁止しています。国際試合では、走者がいてもワインドアップからけん制するという“マナーに反する行為”は存在しないので、このステップもOKとしています。 ※野球規則8.01(a)参照。 ※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会