【第67回】 故意落球のルール(ビギナー)

ルール改正により、ルール・クイズ記事投稿時とはルールが変更されている場合がございます。
最新のルールをご確認のうえ、お読みいただきますようお願い申し上げます。

UDCルールクイズをご覧の皆さん、こんにちは♪ 今回からクイズの”前振り”トークは割愛⇒「スタッフブログ」にて掲載し、クイズのみを掲載する流れに変更させて頂きます。 ご了承下さい。 ■ クイズ66(故意落球の定義)ビギナー ■ 下記の選択肢のうち、野球規則に示されている「故意落球の定義?適用される状況」で正しいモノはどの選択肢でしょうか? ※複数回答可  1:故意落球は、野手の体やグラブを使って打球を落とした時のみ適用される。 2:野手の手前で落球を”わざと”野手がさせ、ワンバウンドで処理し、ダブルプレーを企てる場合も”故意落球”となる。 3:故意落球は、インフィールドフライを適用する状況と同じケース(0,1アウトで1,2塁or満塁)で適用される。 4:故意落球は、走者が1塁にいる全てのケース(1塁、1,2塁、1,3塁、満塁)で適用される。 5:故意落球は、走者の有無に関わらず、全ての状況で適用される。 6:故意落球は、内野手がフライやラインドライブ(ライナー)を落とした時のみ適用される。 7:故意落球は、捕手、外野手含む全ての野手に対して適用される。 いかがでしょうか? 昨年メジャーでも故意落球は発生しています。アメリカでは珍しいプレーではないようです。 さぁ、皆さんで考えてみて下さい。 ◯● 前回の回答(2010年野球規則改正) ●◯ 正解は… 1:投手が投球前に投球する手を決め、グラブをはめる事で投球腕を示す。 でした。 [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/img4a08e9f1a6edacb663139.jpg[/img]【解説】 アメリカで2009年シーズンから新設されたルールです。 2008年6月27日のシングルA(short A)NY Penn Leagueの試合で、 投手は左右両手投げ。打者も両打ち。打者は投手の投げてを見て打席を決めたいが、投手が投げ手を変えるため、打者は打者席を決めれない状況・・・ が起こりました。  ルールで決められていなかった為、そのゲームの審判クルーは「最初に打者がどちらの打席かを決め、その後投手は投球する腕を示す。同一打席中は打者?投手共に打席及び投手腕の変更はできない」としました。結果、打者が空振り三振。その試合では?投手有利”の結果に終わりました。 そのオフにアメリカの規則委員会(rule committee)は、新ルールを明文化し、投手の項(8:01のf)に追加しました。これにより、投手⇒両投げ 打者⇒両打ちでお互いが投球腕・打席を決め兼ねる事態を防ぎます。 注目すべきは、「打者が投手の後に決められる」点です。そうです、先程のマイナー審判の運用とは違うルールとなりました。  私見ですが、野球の原点は「打者が打って点を取るベースボール」です。打者が打ちやすくするには、最後に打者が打席を選ぶのが妥当と判断したのかもしれません。 ※野球規則8.01(f) 参照 ※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会