【第70回】 「野球」と最初に訳した日本人は?(番外編)

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「ベースボール」が日本に始めて入ってきたのは、1871年にホーレス・ウィルソン(米国人)が来日後「打球おにごっこ」という名前で全国に普及したのが始まりだそうです。 さて、初めて「ベースボール」を「野球」と日本語に訳したのは、次のうち誰でしょうか? [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/imgabd8dc9116c9a2b743029.jpg[/img]1:勝 海舟(幕末の政治家) [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/img17f199c0e52762b9cda6f.jpg[/img]2:中馬 庚(教育研究家) [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/img039879e7d790ac488336b.jpg[/img]3:正岡子規(作家) [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/imgf9884b9d9cd8aaf31117c.jpg[/img]4:平岡ひろし(実業家。日本で最初にカーブを投げた人) (全ての写真はウィキペディアより転載)  いかがでしょうか?  日本で最初に行われた日米野球は、1896年(明治29年)。横浜外人居留地運動場で横浜外人クラブと第一高等学校(現在の東京大学)が対戦し、一高ベースボール部は29対4で大勝しています。  WBC第1回大会も制覇した日本。”最初の国際大会”は強いんですよね。 ○● 前回の回答(故意落球+インフィールドフライ) ●○  正解は… 4:インフィールド・フライが成立する。よってインプレーとなり、打者のみアウトとなる。  塁を離れている各走者をアウトにするには、ボールを持った野手が走者にタッグする必要がある。3塁走者の本塁到達は得点となる。 でした。 【解説】 故意落球を適用すべきか、インフィールドフライが優先か、迷う場面です。 考える軸は「故意落球よりインフィールドフライを先に審判がコールしているので、”インフィールドフライが優先”」となります。 現場でインフィールドフライをかけた後、故意落球を見たらおそらく審判は驚くでしょう。そんな時は「先にインフィールドフライかけたのだから、インフィールドフライ優先優先♪」と思い返して下さい。“時系列で先に起こったから”という訳です。 インフィールドフライ→インプレーで流します。且つ各走者のフォースの状態は解かれます(塁に送球するのでなく、走者にボールを持ってタッグしてアウトにします)。 クイズでは「2塁→1塁に転送しました」とありますが、走者にタッグしなければアウトにできません。よって、ダブルプレーとはならず、3塁走者のホームインも認められます。タイムプレーのように見せかけましたが、まだ2アウトなので、タイムプレーにもなりませんね。 ■現場での処置手順■ 1:「インフィールドフライ!バッター・イズ・アウト!」を4人の審判が宣告する。 2:故意落球後、「ヒズ・アウト!ヒズ・アウト!ヒズ・スティル・アウト!(打者アウトです!打者はもうアウトになってます)」と4人が宣告する。 3:2塁、1塁の各審判は、送球され、ベースを踏んだのを確認した時点で「セーフ」をコールする。 となります。 2のメカニックはアメリカの審判学校で教わります。日本の現場では教えられていない言葉です。 大事なのは、打者に「アウトですよ」と伝える事です。打者は審判が何も言わないと、そのまま1塁に留まる可能性が十分にあります。 ※規則6.05(l)参照 ※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。 ★UDCルールクイズ委員会