【143回】インフィールドフライ?(Milb宿題3)

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こんにちは。濱野です。 昨日、台風の直撃を受ける前の昼間の試合で新しいプロテクターを実戦で初めて使いましたのでその率直な感想をレポートいたします。発売開始の割引販売期間は終わってしまいましたが、今後の購入を検討される方の参考にして頂ければと思います。 私が購入した最大の理由である「荷物を小さくしたい」というのは確実に満たしてくれました。今まではバッグがパンパンでしたが、かなり余裕がありました。 売る側の誠実さを表すために敢えてネガティブな点にも触れておきます。 私は、試合前の装着に少し手間取りました。というのは、プロテクターを体に固定するためのバックルが体の後ろになって装着を手探りで行わなくてはならないのと、左右に通っているゴム紐があまり伸びないのです。(ふくよかな方や、肩回りに柔軟性のある方は問題ないと思いますが、肩回りが私以上に硬い人は誰かに手伝ってもらった方が良いかもしれません) 言うまでもないことかもしれませんが、バックルは差し込まれる部品と差し込む部品が一対になっています。差し込まれる方を体の前の方から手を回して動かないように押さえて、差し込む方を反対の手で背中の方に手を回して掴もうとするのですが、私は肩まわりの関節群の可動域が狭いようでなかなか掴みにくく、掴めたとしても差し込む方のバックルについている背中のゴム紐があまり伸縮しないのです。さらに装着部分が体の側面よりも背中になるので見えないので手探りになります。慣れてしまえばもう少しスムーズに装着できるようになるとは思います。 しかし、一度装着してしまえばあとは快適。軟式の試合だったので、自己責任で肩の硬いプラスティックの部品は全て外して捕手のプロテクターのようにして使いました。幸運にも?ファウルが真後ろに飛んでプラスティックを外した肩にぶつかりました。衝撃はありましたが、痛くありませんでした。このように使用目的や、体の大きさによってモディファイできるのもこのプロテクターの良い点だと思います。 昨日も30度まで気温が上がりましたが、薄いので涼しく感じられました。装着時には苦労させられた固めの背中のゴム紐が良い方向に作用して走っても審判シャツの下でプロテクターがズレる感じが全くなく快適でした。実際に計測した結果、従来品と同等の重さであるにも関わらず軽く感じたのはやはり薄さがもたらす効果だと思います。 装着に慣れ(と肩甲骨まわりのストレッチ?)が必要であるという点だけは、これから購入を検討される方に指摘しておきたいと思います。しかしそれ以外は、満足のいく出来でした。 最後に、金属部品は全く使われていないので錆を心配する必要は全くありません。通常の手入れは絞ったタオル等で汗を拭えば(臭うようならアルコールスプレーのようなものを併用で)十分だと思いますが、「手洗いも可能です」と取り扱い説明書に書いてありました。 錆を心配しないで良さそうで手入れも簡単そうなので末永く使っていけると思います。装着のしにくさを除いては、大満足のプロテクターです。自信を持って皆様にオススメいたします。 ■クイズ143■ 引き続きマイナーリーグ宿題です。 無死走者一塁二塁。打者はピッチャー返しのライナーを打った。打球は投手の肩に当たり、高く三塁方向に跳ねた。三塁手がその落下点に入りグラブをを構えたが、不意に落球してしまった。しかし三塁手はボールを拾って二塁走者の到達前に三塁を踏み、キャンバス上に立っていた一塁手に送球。打者走者が一塁到達前に捕球した。 1.これはインフィールドフライが宣告されるべき状況ではない。ダブルプレイが成立する。 2.これはインフィールドフライが宣告されるべき状況ではないが、落球後に「タイム」を宣告して打者をアウトにし、両方の走者はそれぞれの塁に留まる。 3.インフィールドフライを宣告する。打者はアウト。二塁走者はフォースアウト。一塁走者は一塁に留まる 4.インフィールドフライを宣告する。打者はアウト。両方の走者はそれぞれ塁に留まる。 考えてみて下さい。 このような問題が出たということは、実際にこのようなことがあったのでしょうか? ○● 前回の回答(マイナーリーグの宿題(その2))●○ 正解は 2.二塁走者、一塁走者ともそれぞれ三塁、二塁に戻される。 でした。 ≪解説≫ ——————————————————————————– 公認野球規則 7.05 次の場合、各走者(打者走者を含む)は、アウトにされるおそれなく進塁することができる。 (h)一個の塁が与えられる場合 ― 打者に対する投手の投球、または投手板上から走者をアウトにしようと試みた送球が、スタンドまたはベンチに入った場合、競技場のフェンスまたはバックストップを越えるか、抜けた場合。  このさいはボールデッドとなる。 【付記】 投手の投球が捕手を通過した後(捕手が触れたかどうかを問わない)さらに捕手またはその他の野手に触れて、ベンチまたはスタンドなど、ボールデッドになると規定された個所に入った場合、および投手が投手板上から走者をアウトにしようと試みた送球が、その塁を守る野手を通過した後(その野手が触れたかどうかを問わない)さらに野手に触れて、前記の個所に入ってボールデッドになった場合、いずれも、投手の投球当時の各走者の位置を基準として、各走者に二個の塁を与える。 ——————————————————————————– 上記の野球規則をそのまま読んだ通りですが、注意すべきは球がボールデッドとなる場所に飛び込んだときに走者が占有していた塁が進塁の起点となるのではなく、投球の場合は「投手の投球当時の塁」が起点となることです。 ※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会 -PR-UDC制作のDVDがクレジットカードでお買い求め頂けるようになりました!こちら -PR-