【145回】そんなアピールあるか?(Milb宿題5)

ルール改正により、ルール・クイズ記事投稿時とはルールが変更されている場合がございます。
最新のルールをご確認のうえ、お読みいただきますようお願い申し上げます。

こんにちは。濱野です。審判17年目で初体験してしまいました。今まで、幸運なことに一方で不思議でもあるのですが経験なかったのです。カップをきちんと入れていたにも関わらず、軟式であったにも関わらずやはり痛かった。硬式でなくて良かったと本当に思いました。プロテクタを新調した今、一番気になっているのが、これ↓です。 これも開発者(Mark Littell、元ロイヤルズ/カージナルスのMLB投手)自ら実験台となっているのは凄い勇気だと思います。守る箇所がアソコだけに、そこはかとない可笑しさが漂う映像ですが、男性ならばやはり気になる商品ですね。マイナーリーグの審判員装着率が高いという話も小耳に挟みました。 追記:「UDCでも取り寄せ可」だそうです。興味のある方はご連絡ください。 ■クイズ145■ 引き続きマイナーリーグ宿題です。 打者はワンバウンドでフェンスを越える二塁打を打ったが、一塁に触れずに二塁に達した。球審は投手に新しいボールを渡した。ボールを受け取った投手は投手板に着き、そして二塁手が投手からの送球をバックアップするために一塁手後方のファウル地域に位置した。球審はそれからプレイを宣告し、守備側は一塁でアピールをした。審判の行うべき手続きとして正しいのは次のどれか? 1.二塁上の打者走者は一塁に触れていないという理由でアウトを宣告される。 2.投手にボークが課される。 3.球審は捕手を除く全ての守備側選手ががフェア地域に戻るまでボールインプレイにすべきでなかった。守備側は二回目のアピールが許される。。 4.球審は捕手を除く全ての守備側選手ががフェア地域に戻るまでボールインプレイにすべきでなかった。守備側は二回目のアピールの権利を失う。 考えてみて下さい。 プロレベルではあまり起こらないと思うようなプレイですね。日本でも学童ならありそうです。 ○● 前回の回答(スリーフィートレーン(その2))●○ 正解は 1.ボールデッドにはならず、インプレイである。 でした。 ≪解説≫ ——————————————————————————– 公認野球規則 6.05 打者は、次の場合、アウトとなる。 (k)一塁に対する守備が行われているとき、本塁一塁間の後半を走るに際して、打者がスリーフットラインの外側(向かって左側)を走って、一塁への送球を捕えようとする野手の動作を妨げたと審判員が認めた場合。この際は、ボールデッドとなる。 但し、打球を処理する野手を避けるために、スリーフットラインの外側(向かって右側)またはファウルラインの内側を走ることはさしつかえない。 【原注】スリーフットレーンを示すラインはそのレーンの一部であり、打者走者は両足をスリーフットレーンの中もしくはスリーフットレーンのライン上に置かなければならない。 ——————————————————————————– 上記、【原注】に書いてあるとおり、打者の位置が問題になるのは「足」であって体の全ての部分をスリーフットレーンに入れる必要はありません。上記のように打者走者の故意が無ければ両足がスリーフットレーンの中にあるか、ライン上にあればたとえレーンの外で体に送球が当たったとしてもアウトを宣告されることは無く、ボールインプレイで試合は進むことになります。 以前もこの項目の解説で書いた記憶がありますが、両足をスリーフィートレーン(足がラインにかかっていれば)にあれば、打者走者に故意が無い限り打者走者は妨害でアウトになることからは保護されるのです。 ただし、スリーフットレーンを走っている打者走者が故意に送球を妨害したと審判が判断した場合は7.08(b)あるいは7.09(j)の規定が適用されてアウトになります。 ※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会 -PR-UDC制作のDVDがクレジットカードでもお買い求め頂けるようになりました!こちら -PR-