【148回】一塁到達以前の挟殺プレイ (Milb宿題8)

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最新のルールをご確認のうえ、お読みいただきますようお願い申し上げます。

こんにちは。濱野です。 ワールドシリーズも日本シリーズも終わりましたね。アマチュア野球もそろそろ一段落つく季節となりましたが、UDCはこれから3月くらいまでが一番忙しくなります。このオフも、沢山の皆様に講習会やセミナーなどでお会いできることを楽しみにしています。 以前紹介した”Nutty Buddy”のファウルカップ ですが、複数の方からお問い合わせ・注文がありました。やはり野球の審判をしているのは男性が圧倒的に多数だと思われ、私もですが場所が場所だけに大切に大事にしていかなければなりませんね。 これからもUDCが取り扱い可能な日本未入荷の商品で、使えそうなものを見つけたら紹介していこうと思います。ご期待下さい。 ■クイズ148■ 引き続きマイナーリーグ宿題です。 無死一塁。打者は送りバントで一塁線のフェア地域にゴロを転がした。投手はその打球を拾って打者走者にタッグしようとしたが、走者はそれを避けようとホームプレートの方向に後退を始め、本塁一塁間でランダウンが始まった。審判として正しい裁定はどれか? 1.打者走者がホームプレート方向に後退を始めた時点でアウトを宣告する。 2.挟殺プレイが始まった時点で打者走者にアウトを宣告する。 3.ボールインプレイであるが、打者が後退して本塁まで戻ってきたらアウトを宣告し、二塁に達した走者を一塁に戻す。。 4.ボールインプレイであるが、打者が後退して本塁まで戻ってきたらアウトを宣告する。 考えてみて下さい。 ○● 前回の回答(塁上の走者の妨害)●○ 正解は 1.三塁走者に故意は無いので守備妨害ではない。ボールインプレイである。 でした。 ≪解説≫ ——————————————————————————– 公認野球規則 7.08 次の場合、走者はアウトとなる。 (b)走者が、送球を故意に妨げた場合、または打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合。 【原注1】打球(フェアボールとファウルボールとの区別なく)を処理しようとしている野手の妨げになったと審判員によって認められた走者は、それが故意であったか故意でなかったかの区別なく、アウトになる。  しかし、正規に占有を許された塁についていた走者が、フェア地域とファウル地域との区別なく、守備の妨げになった場合、審判員がその妨害を故意と判断したときを除いて、その走者はアウトにはならない。審判員が、その妨害を故意と宣告した場合には次のペナルティを科す。  無死または一死のときは、その走者と打った打者とにアウトを、二死後のときは、打者にアウトを宣告する。 ——————————————————————————– 上記、公認野球規則7.08(b)、私が赤字にした部分にある通りです。走者が正規に占有を許された塁についている場合、走者に故意が見受けられない限りその走者が妨害でアウトを宣告されることはありません。設問では、走者は体を屈めたり三塁手の守備の邪魔にならないようにできるだけのことはしている様子ですので妨害とはなりません。”That’s nothing!”で試合は進むことになります。ここで審判が”That’s nothing!”という声と両腕を横に広げるメカニックをしておかないと、後でトラブルになります。それも大声と大きな身振りで自信がみなぎっているように見えることが必要です。このように選手や監督が該当のルールを知らなさそうな場合にこそ審判が目立つべきときです。 ※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会 -PR-UDC制作のDVDがクレジットカードでもお買い求め頂けるようになりました!こちら -PR-