【158回】抗議が許されるのは?

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こんばんは。 スタッフブログにも書きましたが、日曜日は荒川区の講習会に出かけました。 沢山の方に来て頂きました。 講習会で、学びに対して真剣な多くの方にお会いできるのは楽しいです。 有難うございました。 ■クイズ158(エキスパート)■ 監督が審判のジャッジメントについて不満を抱くのはどの試合でもあることだと思います。ルールでは、表向き審判のジャッジには抗議ができないことになっていますが、とはいうものの、慣例である程度までは許しているケースがほとんどです。 MLBでは、監督が抗議のために審判のところまで行ったら退場になるケースもあります。 下記の選択肢のうち、監督が審判のところまで抗議に行っても退場にならないのはどれでしょうか? 1.球審の投球判定(ストライク・ボール) 2.塁審のハーフスイングの判定 3.球審の、打者の捕手に対する守備妨害の判定 4.塁審の、投手が塁に送球する際の不正ステップを理由のボークの判定 考えてみてください。 逆に言うと、4つの選択肢のうちの3つは抗議に出てきただけで一発退場となります。 今回もトリビア的出題です。、次回の答え合わせで間違ってもがっがりせず楽しんでください。 ○● 前回の回答(投手のペナルティはボークだけ?)●○ 正解は 4.ペナルティはないので正直なところ誰も気にしていない。 でした。 ≪解説≫ ——————————————————————– 公認野球規則 5.09 次の場合にはボールデッドとなり、走者は一個の進塁が許されるか、または帰塁する。その間に走者はアウトにされることはない。 (e)ファウルボールが捕球されなかった場合‐各走者は戻る。 球審は塁上の走者が、元の塁にリタッチするまで、ボールインプレイの状態にしてはならない。 ——————————————————————– 自分で選択肢を作成したのに、「気にしていない」は少し言い過ぎかなと今では思っています。ファウルなのに、塁上の走者が進塁していたような場合、アメリカでもさすがにその走者に進塁できない旨は伝えます。 しかしながら、規則に書かれているような厳密さでファウルの後、走者が元の塁へのリタッチの義務を果たすかどうかのチェックをすることはありません。規則書に書かれているものの、その義務を果たさなかったからといって「実害」があるわけでもなく、ペナルティもありません。球審は走者が元の塁周辺にさえ戻っていれば「プレイ」の宣告をしています。 どちらが良いとか悪いとかの問題ではなく、単に日米の違いだと思って下されば良いと思います。トリビア的な問題でした。 ※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会