【180 回】理由を考えることが大事

ルール改正により、ルール・クイズ記事投稿時とはルールが変更されている場合がございます。
最新のルールをご確認のうえ、お読みいただきますようお願い申し上げます。

こんにちは。濱野です。
ルールクイズは少し長いお盆休みとなり、その間に夏の高校野球が終わってしまいました。

今年の高校野球で話題をさらったのは、やはり彼のプレイですね。

クイズ180(エキスパート)

上の映像を踏まえて今回の出題です。
ズバリ、いわゆる「スリーバント失敗」のルールができた理由は何でしょうか? 考えてみて下さい。

前回の回答(接触はないです)

正解は
接触が無くてもオブストラクションは成立する
でした

質問文の場合だとオブストラクションのB項ですね。

7.06 オブストラクションが生じたときには、審判員は“オブストラクション”を宣告するか、またはそのシグナルをしなければならない。

オブストラクションのA項、B項、共通に当てはまる定義として規則書に書いてあるのは、上記の文章であり、本文中にあるのは、A項、B項ともに「走塁を妨げられた走者」という表現であり、接触や衝突の有無については全く問題にされていません。

しかし、以降の日本の規則委員会が挿入した【注】が全てボールを持たない野手との接触を前提として書かれているので、質問者様はオブストラクションの宣告をして良いのかどうか悩んでしまったようです。

しかし、実際は接触したか否かに関係なく、ボールを持たない野手(まさに送球を捕ろうとしている場合を除く)にどんな形でも走塁を妨害されれば、それでオブストラクションは成立します。まして三塁手の行為は明らかに走塁を邪魔してやろうという意図が1000%明確です。不注意で接触してしまうことよりもずっと悪質です。このような場合は接触の有無に関わらず必ずオブストラクションの宣告が必要です。

※各団体・連盟において上記と違う解釈をとる場合があります。ご確認下さい。

★UDC野球ルールクイズ委員会