こんにちは。
濱野です。
ニュース欄で告知したとおり、また東京の会員の方が中心になってしまい申し訳ないですが、事務所のある三田でイブニングセミナーを行います。私の力不足ですが、E-Learningの方も計画ほどの受講者を集めることができておりません。E-Learningのために必死で作った教材を活用いたします。イブニングセミナーに来て頂いた方には、E-Learningを受講しない方が勿体無いと思ってもらえるような講義にしたいと思っています。
用具販売も、ニュース欄で告知したとおりの状態です。正直に言って我々の企業努力が足らずに皆様に見放されたという自業自得の部分が多々あります。しかし我々は心を入れ替えます。「UDCよりも他所の方が高かったよ」とか「欲しい価格帯の商品が無いよ」ということをなくして行くために価格を下げ、商品を増やす等、今後も努力をしていく次第です。カタログやオンラインショップに載っていない商品・グッズでも皆様が見つけて取り寄せたい商品があれば、一度ご相談ください。
我々は非営利活動の資金を得るために用具販売を行っております。資金が得られなかったら、このルールクイズも載せる場所がなくなってしまいますし、ジムを呼ぶこともできません。勿論どこで審判用品をお買い求めになられるかは、消費者である皆様の自由です。我々は選んでもらえるように今まで以上の努力をいたしますので、よろしくお願いいたします。
という訳で、E-Learningもよろしくお願いいたします。
UDCから購入 第1章 打者と打者走者のルール(非会員・一般会員)
正会員の方(UDCに年会費を一万円収めて頂いている方)はこちら!
UDCから購入 第1章 打者と打者走者のルール(正会員)
クイズ197(ミドル)
やはり会員の方から寄せられた質問です。
左打者がソフトボールで良く見られる「走り打ち」をした際に右足が打席の前のラインを完全に出た状態でバットをスウィングしましたが、投球をバットにミートさせることができずに、ファウルチップとなり、捕手が捕球しました。ファウルチップは投球と同様の扱いなので、ボールインプレイで試合を続けて良いのか、それとも「反則打球」で打者アウトなのか、それとも別の判定となるのでしょうか?
考えてみて下さい。良い質問だと思います。
前回の回答(「打撃妨害とアピールプレイ)
正解は
- 球審が打撃妨害を宣告
- プレイが一段落するまで(内野手にボールが戻り、全ての走者が進塁行為を止めるまで)続行させる
- プレイの結果の如何を問わず、タイムを宣告して打撃妨害のペナルティを施行する。
- 攻撃側監督にどちらの結果を取るか選ばせる。
(5.試合再開後、攻撃側が打球によるプレイを選択した場合、アピールがあれば受け付ける)
でした。
結果に関わらず打撃妨害のペナルティを施行するのは、攻撃側チームに実際に両方の結果を見せて選択してもらうためです。
ポイントは、攻撃側チームの選択権行使が完了しない限り守備側チームはいかなるアピールも出来ないということです。このポイントを頭に入れておけば現場でも混乱しないで済むと思います。何故かというと、攻撃側監督が打撃妨害のペナルティを選択した場合、その後のプレイはなかったことになります。当然なかったプレイに対してのアピールが認められるはずがないからです。
もし監督が打撃の結果を選択し、タッグアップによる得点を選択した場合は守備側はプレイ再開後、三塁でアピールをすることは可能です。そして、仮にそのアピールが認められた場合、攻撃側は既に選択権を行使してしまったので結果を見て、「だったら打撃妨害を選択しなおします!」ということは出来ません。選択権の行使は一回限りで、一度球審に通告したらその変更は出来ないことも頭に入れておきましょう。
★UDC野球ルールクイズ委員会
濱野でした。
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