【49回(規則改正編)】2009野球規則改正〜その3〜

ルール改正により、ルール・クイズ記事投稿時とはルールが変更されている場合がございます。
最新のルールをご確認のうえ、お読みいただきますようお願い申し上げます。

 UDCルールクイズをご覧の皆さん、こんにちは♪ [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/img9e5ecd4c8f4aeaedb3dad.jpg[/img] UDCでは“登録審判員制度”を設けています。UDCクリニックや普段磨いた2人制・4人制のスキルを実際にゲームで更に磨く機会を会員の皆様に提供しています。  今年もあるリーグ(春秋)をお借りして2人制審判を、茨城ゴールデンゴールズの試合の場で4人制を行っています。  “登録審判員制度”のご利用方法は ?UDC会員登録(会員種は問わない)を行い、UDC主催のクリニックに参加。 ※UDCインストラクターが希望審判のスキルをチェックします ?“登録審判員制度”ご登録用紙に記入後、UDC事務局にメール又はファクスで返信。 ※帽子・ユニフォームは自費でご購入頂きます。 ?UDCから試合日程をメールしますので、希望日・会場を返信。 となります。  この制度がオススメなのは“ビデオによるインストラクター査定が試合後に受けれる”点です。自分の審判がビデオ撮影される事は殆どの方が経験無いと思います。次への課題が明確になり、スキルアップ・やる気アップにもつながるこの制度を、是非ご利用下さい。 ※現在首都圏での試合が主ですが、参加は全国どこにお住まいの方でも可能です。審判料はお支払しますが、往復の交通費・宿泊費は自己負担となります。  さて、2009年ルール改正の今回は最終回です。2人の走者が同じ塁にいる際、このケースはどちらがアウトになるか分かりますか? ■ クイズ49(規則改正編) ■ [img align=left]http://www.umpire-dc.org/uploads/img12cba370c8b93a5c805e4.jpg[/img] 1アウト走者1・2塁です。打者はショートにライナーを放ち、ショートはショートバウンドでキャッチしました。ライナーで捕球される!と思った2塁走者は2塁ベースに戻り、1塁走者は、ショートバウンドを見たので2塁ベースにたどり着きました。ショートは2塁ベース上にいる2人の走者両方にボールを持ってタッグしました。  次のうち、正しいルール改正後の適用をしている選択肢はどれでしょうか? 1:押し出された2塁走者がアウトを宣告される。 2:“常に後位の走者がアウトを宣告される”ので、1塁走者がアウトとなる。 3:2人とも占有権はあり、塁を離れてタッグされないとアウトを宣告できない。  ランダウンプレーの際起きやすいケースですが、よ〜く考えてみましょう! ●○ 先週の回答 ○●  正解は・・・ 4:捕手が本塁上に出た時点で「タイム」を宣告。捕手の打撃妨害を宣告すると共に投手にボークを課す。3塁走者→本塁、1塁走者→2塁、打者→1塁を与える。 でした。 【解説】  「ボーク」と「打撃妨害」がスクイズプレーで起こった7.07のルール改正です。 違いを明確にしましょう。先週のクイズのプレーにおける昨年までと今年からとのルール上の違いは・・・ ≪2008年まで≫ スクイズ時に捕手がボールを持たずに前(本塁上)に出ても、投手のボークが先に起こったとして「ボーク」の罰則のみを適用。各塁上の走者は1つ進塁できるが、打者は1塁に行くことはできない。 ≪2009年以降≫ スクイズ時に捕手がボールを持たずに前に出た時点でタイムを球審が宣告。各塁上の走者は1つボークで進塁し、打者は打撃妨害で1塁を与えられる。 となります。  この改正のポイントは、“スクイズの打撃妨害時に、「ボーク」でない時は打者は1塁に行けるのに、「ボーク」の時は「ボーク」の反則のみで打者は1塁に行けない”点です。もっと言うと、守備側が悪い「ボーク」の反則なのに、「ボーク」のときの方が攻撃側に不利(打者が1塁に行けない)な罰則になってしまっているのです。 しかし、この改正でアメリカと解釈が同様になり、「ボーク」の有無問わず打者は1塁に行けるように2009年から改正されました。 ※規則7.07【注三】参照。 ※各団体・組織で上記と違うルール解釈をする場合があります。ご確認下さい。 ★UDC野球ルールクイズ委員会